アルジェリア人質事件の顛末1月16日、アルジェリアの南部イナメナスで、英国企業ブリティッシュ・ペトロリアム(BP)の石油関連施設で日本人はじめ41名の外国人を含む600名以上が、「イスラーム・マグレブのアル・カイダ(AQIM)」元司令官モフタール・ベルモフタール率いる「覆面旅団」("Masked Brigade")メンバーによって人質になる事件が発生しました。実行犯らはアルジェリアの隣国、マリで11日から実施されているフランス軍の軍事行動を非難し、その即時停止を求めました。 日本時間の17日深夜、アルジェリア軍は実行犯らとの交渉が決裂したとして、突入による救出作戦に踏み切りました。この現段階で確定的なことは言えませんが、この戦闘によってロイターは人質のうち日本人2名を含む30名が死亡したと伝えています。 日本政府は、やはり人質のなかに自国民をもつ英国政府などと協議し、アルジェリア政府を通じ