この展覧会は、「見えないものを見る」をコンセプトに、日本を代表するメディア•アーティスト、八谷和彦の三つの体験型インスタレーション作品、『フェアリーファインダー』シリーズ並びに、『見ることは信じること』、『視聴覚交換マシン』で構成されています。 妖精やコビト等の空想上の存在と出会う為の装置、『フェアリーファインダー』シリーズ。見知らぬ他人の日記をのぞいてみる『見ることは信じること』。そして他人の目で見る事を疑似体験する『視聴覚交換マシン』。これらの作品は、普段当たり前の様に使っている「見る」という能力を、想像+創造の力でどこまでもひろげる事が出来ると言う事を私たちに気付かせてくれる為の装置であると言えるかもしれません。普段とは違う「見る」体験をすることで、あなたのいる世界を、ほんの少しひろげてみてください。