印刷 関連トピックス日本相撲協会記者会見の最後に立ち上がってあいさつする魁皇=20日午後3時4分、名古屋市中区、川津陽一撮影 大相撲の東大関魁皇(38)=本名古賀博之、福岡県出身、友綱部屋=が引退表明から一夜明けた20日、名古屋市内のホテルで記者会見を開いた。1988年春場所で、若貴兄弟らと初土俵を踏んでから23年余の土俵人生を振り返り、「最高の相撲人生を歩めた。最初は相撲が好きじゃなかったけど、番付が上がるたびに楽しくなった。自分の知らない人たちが応援してくれた。この世界に入って本当によかった。悔いは一切ない」と語った。 会見に先立ち、魁皇は師匠の友綱親方(元関脇魁輝)とともに日本相撲協会に引退届を提出。今場所で引退を決めた経緯について、「これまで散々引き際をなくしてきて、ここが最後の引き際じゃないかと思い、師匠に相談した。(通算最多勝の)記録まで何とか頑張ろう、と思っていた」と話し