東京電力は15日、福島第一原子力発電所事故の対応拠点となっている「Jヴィレッジ」(福島県楢葉、広野町)内にある使用済み防護服の集積所の写真を公開した。 防護服は「タイベック」と呼ばれる全身つなぎ服で、修復作業にあたる作業員が着用している。東電によると、事故後、同原発では延べ約48万人が作業に従事。1人が1日1着を使用しており、これまでの集積量は約4000立方メートル。 放射性物質が付着した防護服は放射性廃棄物にあたるが、処分方法は決まっておらず、今後もビニール袋に入れて同じ場所に積み上げていくという。