HAGANEYA(@imech_jp)です。 2008年リリース。黄金期のスピード感を求めるファンと、初期の味わい深いブリティッシュ・ロック路線を求めるファンの間で板挟みになってしまった前作『Angel of Retribution』から3年。「年齢を考えると、そろそろ厳しいかもしれない・・・」なんて思っていた矢先にリリースされた新作は、良くも悪くもツッコミどころ満載な作品でした。 一応 "Judas Priest初のコンセプト・アルバム" というのが売りの一つみたいですが、初期の名盤『Sad Wings of Destiny(邦題:運命の翼)』にもコンセプト的な要素は含まれているので、個人的には本作が初という印象はあまりありません。おそらく、"2枚組" や "1つの事柄(ノストラダムス)だけを徹底的に掘り下げる" といった明確な特徴を指して、コンセプト・アルバムという呼称を使いたかったの
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