ショック・ドクトリン〈上〉――惨事便乗型資本主義の正体を暴く 今は亡きノムたんが日帝憎しの一念で残した代表的遺産が「F1韓国GP」と「米韓FTA」なのでしょうか。 (前略) 盧前大統領は、韓米FTAに対する反対が強くなると、改革・開放を拒否、日本の世論に訴え掛ける上で効果のあった「大韓帝国」を思い出し「開放するからといって成功するとの保障はないが、開放しなければ先進国にはなれない」という言葉で内閣を督励した。ところが、盧武鉉政権当時に与党院内代表と長官までも務めた人物が「韓米FTAは両国にとって利益にならないため、米議会で可決しないよう求める」といった内容の書簡を米議会の専門各誌に掲載しているというからあきれてしまう。 盧前大統領は大統領だった5年間「反米のどこが悪い?」と韓米同盟派に食って掛かるとともに、自主国防と韓米FTAも推し進めた。こうした前大統領をめぐり真の左派は「でたらめな進歩
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