2005年07月25日23:47 カテゴリ投資と経済 ジム・ロジャーズの中国株。 松本の中心街には、日本共産党を支持している大きなお店があります。高級婦人服を売っているところですが、創業者は戦前からのマルクス・ボーイだったとか。昭和の初期には、マルクスやレーニンの本が、モダンなファッションの一部だった。戦争中に隠し持っていた共産主義の本を戦後に売って元手を作り、まだ和服が多かった松本の商店街で、いち早く洋服を売ったのが商売の始まり。私の祖母が、そう話していました。このエピソードを聞いたとき、私は訒小平の謎が解けたように感じました。なぜ、共産主義の闘士が、中国を資本主義へと転換させることができたのか?若き日の訒小平は、フランスに留学し、クロワッサンを食べながら共産主義の運動に入っていくんですが、彼の心の中では、先進国の豊かさと共産主義とが、お互いに矛盾することなくイメージされていたんだと思い