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問題は、野良牛である。今世界の人々が注目しているのは、まさにこの問題だと言っても過言ではない。いや日本国内では九月一一日の衆院選挙のほうが重要だという意見もあるかもしれない。しかしここは世界を大局的に見る必要がある。BRICSを代表するインド。その首都ニューデリーの未来に立ちふさがっているのは、街に溢れる野良牛である。 野良牛をどうしたらいいのか。それは依然大問題であるとともに複雑な問題でもある。日本の野良犬処分のようなわけにはいかない。日本人なら誰でも知っていることだが、インドの多くの州では野良牛を殺すことは法律によって禁止されている。 現在ニューデリーには約四万頭の野良牛がいると推定されている。もちろん、その他の動物もいる。猿(その潜在的な危険生について別途エントリを起こしたい)、羊、犬、そして公園にはリスなど、仏陀の涅槃に集まったこの敬虔なる衆生はそこにずっと同じ衆生である人間と共存
テロリズムに関する記事を続けてエントリーしているが、マスコミの報道なども含め、日本の中での受け止め方は、どこか「対岸の火事」という風がある。この東京でロンドン規模のテロ事件が発生するのは、もう時間の問題になったと考えているが、わたしたちはそのリアリティを感じることができない。 ここで指摘しておかなくてはならないのは、そもそも今世界で起きている無差別テロのはじまりは、この日本でオウム真理教が引き起こした地下鉄サリン事件であったということだ。 地下鉄サリン事件が無差別テロのはじまり テロは、いつの時代にも存在したが、そこには暗黙のルールが存在した。一般人が巻き添えになることはあったにしても、テロ行為には常に標的が存在し、テロリストにもある種の倫理が存在したのだ。しかし、オウム真理教の地下鉄サリン事件は、そうしたテロリズムの「常識」を根底から覆した。彼らは、この世界そのものを破滅に導くことで、教
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