タグ

ブックマーク / suumo.jp (32)

  • 二十代のしょぼい自分を散歩で辿る。神谷圭介が暮らした練馬区平和台 - SUUMOタウン

    著: 神谷圭介 10年前まで住んでいた町へ向かう。引越してからは一度も立ち寄っていない。大学を卒業して半年後に住み始めた町が練馬区の平和台だった。友人とシェアするかたちで借り始めた部屋は3DKで月々8万4000円くらいだったから、折半して1人4万2000円。なるべく広い部屋が良かった。 自分はテニスコートというコントグループのメンバーであり、当時は結成も間もなく大学を出てからもコント公演を続けていくつもりだった。作業スペースや衣装とか小道具などの置き場が出来るだけ欲しかったのだ。 1人で狭い部屋を借りるよりも広くて快適だった。お互い全く気を使わなくて済む関係だったのも良かった。まさかそのまま6年間も住むことになるとは思わなかったが、なんならもう一回更新しても良かったくらい快適だった。 ただなんとなく「さすがに8年も一緒に住むことなくない?」という話になり、なんとなく共同生活は解散になった。

    二十代のしょぼい自分を散歩で辿る。神谷圭介が暮らした練馬区平和台 - SUUMOタウン
    hikabu
    hikabu 2023/03/18
  • 四国の中心で新宮茶を叫ぶ|愛媛県四国中央市新宮町 - SUUMOタウン

    著: 髙野由里子 「短い間でしたが、お世話になりました」 学生時代のインターンシップで初めて訪れた四国中央市新宮町。 この地にある観光施設、「霧の森」で19日間施設に住み込み、地元の従業員と共に製造や販売を経験したひと夏。 名物「霧の森大福」を販売する売店での販売補助、特産である新宮茶を堪能できるカフェ(茶フェ)や茶そばが自慢のレストランでの接客、菓子の製造、そして山小屋風のコテージのベッドメイク、そして昆虫展の受付。大学時代アルバイト経験が皆無だった私にとって、この霧の森での経験すべてが新鮮であり挑戦だった。 インターンシップを終えるころにはすっかりなじみ、最後の挨拶では涙したものだが、まさかこの地に再び戻って就職することになろうとは当時は夢にも思わなかった。 お取り寄せの抽選倍率はおよそ100倍。霧の森大福を目当てに全国から新宮に人々がやってくる 四国のちょうど中心に位置し、人口およそ

    四国の中心で新宮茶を叫ぶ|愛媛県四国中央市新宮町 - SUUMOタウン
    hikabu
    hikabu 2022/11/27
  • 平屋×30坪の間取りを3つ紹介。2LDK、3LDK、4LDK、何部屋つくれる?ロフトや中庭も欲しい! - 住まいのお役立ち記事

    暮らしやすい30坪の平屋を建てたい。間取りづくりで気をつけることは? 30坪の平屋の広さは、およそ100m2、約60畳。30坪の広さがあれば、自分たちの希望に応じた間取りをつくりやすくなりますが、30坪の平屋を建てることを検討する場合、注意しておきたいポイントもあります。 ポイント1 十分な広さの敷地と平屋に適した土地の周辺環境が必要 建ぺい率(建蔽率) 「30坪の平屋を建てる場合、例えば建ぺい率(建蔽率)50%の土地だとしたら60坪の土地の広さが必要です。広い庭も欲しいなどの希望があると65坪、70坪の敷地が必要になることを考えておかないといけません」(秋山さん、以下同) 建ぺい率(建蔽率)とは、敷地面積に対する建築面積の割合です。平屋の場合は「床面積=建築面積」になります。地域によって建ぺい率の規定は異なりますが、30坪の平屋を建てたいと考える場合は、2階建てで床面積30坪の家を建てる

    平屋×30坪の間取りを3つ紹介。2LDK、3LDK、4LDK、何部屋つくれる?ロフトや中庭も欲しい! - 住まいのお役立ち記事
    hikabu
    hikabu 2022/03/22
  • 住宅や土地など不動産の生前贈与で贈与税の控除や非課税になる特例はある?手続きや必要書類も紹介 - 住まいのお役立ち記事

    不動産の生前贈与には贈与税がかかるの? 生前贈与とは? 将来、配偶者や子ども等が相続する財産。現金や預貯金、株式などの有価証券、住宅や土地、アパートやテナントビルなどの収益物件、美術品、宝石などさまざまなものがありますが、これを、被相続人が存命のうちに贈与するのが生前贈与です。 生前贈与をすると相続財産が減るため相続税も少なくなりますが、贈与税がかかります。 誰かからお金不動産などの財産をもらうと、暦年課税(1月1日から12月31日までの贈与の合計額に応じて課税される方式)であれば親子間の贈与でも年間110万円の基礎控除を超えた分には贈与税がかかります。不動産の贈与の場合、不動産の売買価格ではなく相続税を計算する際に使われる相続税評価額が使われます。相続税評価額は売買価格よりも低いのが一般的です。

    住宅や土地など不動産の生前贈与で贈与税の控除や非課税になる特例はある?手続きや必要書類も紹介 - 住まいのお役立ち記事
    hikabu
    hikabu 2021/09/18
  • 16年住んで不満ナシ。マーティ・フリードマンが新宿をトコトン愛する理由 - SUUMOタウン

    インタビューと文章: 古澤誠一郎 写真:小高雅也 日に暮らす外国人は、どのような「角度」から街を見ているのでしょうか。彼ら・彼女らの街に対する愛着や意外な暮らしぶりにフォーカスし、街の魅力を掘り下げるインタビュー企画「日に住んでみた」をお届けします。 ◆◆◆ 今回ご登場いただくのは、新宿で暮らすギタリスト、マーティ・フリードマンさんです。 アメリカで生まれ育ったマーティさんは、世界的なヘヴィメタルバンド「メガデス」で活躍。バンド脱退後は有り余るJ-POP愛から日移住し、音楽というフィールドから日の魅力を発信し続けています。 そんなマーティさんは「日一の繁華街」とも言える新宿に、どのような魅力を見出しているのでしょうか。 日人にとっては当たり前すぎて気づかない「便利さ」や「安全さ」。J-POPにもどこか通ずる雑多さ。そして、「雀荘」や「質屋」の看板を読めるようになり、街の様子が

    16年住んで不満ナシ。マーティ・フリードマンが新宿をトコトン愛する理由 - SUUMOタウン
    hikabu
    hikabu 2021/08/21
  • ベッドタウンにはベッドタウンの魅力が確実にある。新しく辿りついた私にも居心地のいい「練馬区氷川台」 - SUUMOタウン

    著: 成松哲 「2008年には副都心線が開通して新宿や渋谷や横浜にも乗り換えナシで行けるようになるんですよ」 東京メトロ・副都心線&有楽町線の氷川台駅から徒歩9分、3LDK・70平米の分譲マンション。2005年、この物件を推す不動産業者の営業マンが、翌年に結婚を控えて新居を探していた我々夫婦に喰らわせた、とどめのひと言だ。そして翌年初冬、私たちはウチの両親に泣きついて無心したカネを手に契約のハンコを付いていた。 東京メトロ有楽町線・副都心線 氷川台駅 思えば、私の生活圏は常に池袋をターミナルに形成されていた。 47〜48年前、私の出産のために母が帰省していたため、生まれこそ大分県ながら、物心がつくようになってから大学に上がるころまでは東京・北区滝野川の公務員宿舎で過ごした。明治通りをただひたすらにまっすぐ行けば、池袋駅東口に辿りつく街だ。幼少のみぎりにはゲームソフトを買いたい一心で親の財布

    ベッドタウンにはベッドタウンの魅力が確実にある。新しく辿りついた私にも居心地のいい「練馬区氷川台」 - SUUMOタウン
    hikabu
    hikabu 2021/07/02
  • 「ドブ板の人間」が暮らす街で、筋金入りのバイタリティにつつまれて。10年目の横須賀。 - SUUMOタウン

    著者: 横地広海知 「横須賀に住んでます」と言いたい。 JR横須賀線沿線のとある駅へ賃貸契約に向かう電車の中でその考えは浮かんだ。 独立したてだったこともあり、安さを優先して決めた新居候補はなんのイメージも湧かない駅にあった。前の勤務先は鎌倉オフィスを売りにしていて、「どこに事務所があるか?」だけで顧客満足度が上がる場面に何度も遭遇した。何の実績もない自分はピンとくる名前の駅に住むべきなのではないか? 横須賀線の中で鎌倉以外にピンとくる駅名……「横須賀」しか思い浮かばなかった。 思いついてしまったら「横須賀に住んでます」「横須賀から来ました」とどうしても言いたくなった。降りる予定の駅を通り過ぎてたどり着いた横須賀駅でその日のうちに物件を決め、私の横須賀ライフはスタートした。 「横須賀に住んでます」と言い続けただけの10年間 いつでも戦艦の見える海岸エリア。南極観測船「しらせ」が停泊している

    「ドブ板の人間」が暮らす街で、筋金入りのバイタリティにつつまれて。10年目の横須賀。 - SUUMOタウン
    hikabu
    hikabu 2020/10/29
  • 渋谷ギャルへの憧れが原動力 福岡出身・モー娘。生田衣梨奈の上京物語 - SUUMOタウン

    インタビューと文章: 小沢あや 写真:飯貴子 モーニング娘。’20のサブリーダーとして活躍する、生田衣梨奈さんは現メンバーでは唯一の九州・福岡出身者です。 幼少期からずっと渋谷のギャルに憧れていたといい、「#えりぽんかわいい」のハッシュタグでSNSを盛り上げ、「私最高!」のギャル精神を貫いている生田さん。 中学生になるまでを過ごした地元・博多のことや、夢いっぱいで上京した2011年当時の心境など、じっくり振り返ってもらいました。 渋谷への憧れを抱えていた少女時代 ――  生田さんは、もともと渋谷のギャルへの憧れが強かったんだとか。 生田衣梨奈さん(以下、生田):小さいころから、漫画やアニメ、ドラマを通してみる「東京」のイメージが強かったんですよね。昔から藤井みほな先生の少女漫画『GALS!』や、テレビドラマ『ギャルサー』が大好きで。物語に出てくるギャルの姿を通して、「私もいつかショートパ

    渋谷ギャルへの憧れが原動力 福岡出身・モー娘。生田衣梨奈の上京物語 - SUUMOタウン
    hikabu
    hikabu 2020/05/28
  • ベイスターズが育ててくれた「アイラブヨコハマ」精神。オタクに目覚めて知った横浜の暮らしやすさ【#オタ女子街図鑑】 - SUUMOタウン

    著: 劇団雌 二次元、ジャニーズ宝塚アイドル。次元もジャンルも異なれど、オタク女子にとって趣味人生の重要な一部。趣味を満喫するうえで、実は大切なのが「暮らす街」。オタク女子はどんなことを考え、どんなことを重視して街と家を選ぶのか? 4人組オタク女子ユニット「劇団雌」がお届けする連載「オタ女子街図鑑」。 今回ご紹介していただく街は「横浜」。特に思い入れなく暮らしていたはずが、オタクに目覚めたことで見える世界が激変。アイラブヨコハマっぷりを語っていただきました。 日の語り手 ゴールデンハムスターさん 都内で一人暮らししよう、と決めていたはずが… 私は、横浜で生まれ育った。自分の生活圏で普通に暮らしているだけなのに、10年ほど前から急に「横浜の人って横浜から出ないよね〜(笑)」と、なぜか嘲笑気味に言われるようになった。 今思えば気にする必要など全くないことだけど、当時大学生だった私は

    ベイスターズが育ててくれた「アイラブヨコハマ」精神。オタクに目覚めて知った横浜の暮らしやすさ【#オタ女子街図鑑】 - SUUMOタウン
    hikabu
    hikabu 2019/06/30
  • 変わらない街「高円寺」に時代がやっと追いついた - SUUMOタウン

    著者: 神田桂一 突然だが、僕はハイパーメディアクリエイターの高城剛の大ファンである。メルマガも定期購読しているほどだ。その高城剛がある号のメルマガで、こんなことを書いていた。 「今、信頼できる外国人に一番ホットな東京の街はどこだと聞くと、中目黒、そして高円寺だと言います」 僕はここのところ、高円寺は、未来の街の姿のロールモデルなのではないか、と言い続けている。ある意味で、最先端の街なのではないかと。しかし、僕が高円寺を最先端の街だと言っても誰も賛同はしてくれない。だが、高城剛が言っているのだ。頼むから信用してくれ(余計に怪しいか)。ただ、確実に言えることは、今、高円寺の街を歩いていると、外国人の多さにびっくりする。世界から注目されていることは間違いない。 高円寺では、チェーン店がどんどん潰れる 高円寺に長年住んでいて思うのは、高円寺は昔からなにも変わっていない。時代が高円寺に追いついたの

    変わらない街「高円寺」に時代がやっと追いついた - SUUMOタウン
    hikabu
    hikabu 2019/05/14
  • ただの住宅地「新川崎」に住んでいたら、勝手に7年が経った(寄稿:やしお) - SUUMOタウン

    著: やしお 気付いたら新川崎に7年住んでいる。人生で7回引越しているが、居住年数の最長記録を更新している。でも「この街が大好きだから」長く住んでいるわけじゃない。 例えば、CoCo壱番屋に行くと「ロースカツカレー+チーズ」を毎回注文してしまうし、すき家に行くと「高菜明太マヨ牛丼の中盛」を毎回注文してしまう。メニューを開いて、期間限定の新メニューもチェックして、真剣に比較検討して「何が一番いいだろう」と考えた末に結局、また同じものを選んでしまう。 真剣に考えれば考えるほど、現状を追認しただけの選択をする。家選びにもそれと全く同じことが起きていて、新川崎に7年住んでいる。26歳で引越してきて、自動的に33歳になった。 2年ごとのアパートの更新が近づくたびに、引越しを真剣に考える。もう少し駅に近いほうがいい、もう少し防音のしっかりした部屋がいい、もう少し広い部屋がいい、もう少し景色のいい部屋が

    ただの住宅地「新川崎」に住んでいたら、勝手に7年が経った(寄稿:やしお) - SUUMOタウン
    hikabu
    hikabu 2019/02/22
  • 台地と谷間が複雑に絡み合うスリバチの町「麻布十番」の“表”と“裏”を歩く(寄稿:東京スリバチ学会) - SUUMOタウン

    著: 皆川典久(東京スリバチ学会 会長) 麻布十番。 こんなにも都会的で東京っぽい響きをもった地名がほかにあるだろうか。群馬で過ごした幼少のころから憧れた地名のひとつだ。ところで麻布十番の地名は何を意味するのだろうか? 「麻布」は、当時周辺に住んでいた農民が、麻の布をつくっていたのが由来だとか。古文書では、阿佐布・浅生・浅府・麻生・阿佐婦など、さまざまな表記があり、「麻布」で定着しはじめたのは明暦元年ごろらしい。 「十番」は、現在も麻布十番を流れる「古川」の改修工事が江戸時代にあり、「10番目の工夫(こうふ)を出した地域」だったからとか、「10番目の工区」だったからとか、諸説ある。しかしこの改修工事自体、5代将軍・徳川綱吉の別邸建設工事ともいわれ定かではない。 そして麻布で忘れてはならないのが、都内では浅草寺に次ぐ古刹「善福寺」だ。住職の姓は麻布、山号も麻布山。麻布十番の町は善福寺の門前町

    台地と谷間が複雑に絡み合うスリバチの町「麻布十番」の“表”と“裏”を歩く(寄稿:東京スリバチ学会) - SUUMOタウン
  • ヨコハマの光と影を抱える街・関内で「横浜のもう一つの顔」を探す - SUUMOタウン

    著:井口エリ この街で私は、ウチキパン(元町にあるパン発祥のお店)の袋を抱えた上品なマダムを見た。 オレンジ色の高貴そうな装束を着た外国の僧を見た。 なにくわぬ顔で自転車に三人乗りする家族を見た。 コンビニ前で、行き交う人にガンを飛ばしながらフランクフルトをべるサラリーマンを見た。 横浜はたくさんの人が集まる「ハイカラな港町」であるが、なかでも関内に集まる人たちは、人種も性別も年代も職業も国籍もバラバラ。独特のカオスな空気を感じる。 ……なんというか、街の振れ幅が広すぎて、関内で過ごすことは一種の“異世界”体験なのかもしれないと、思うほど。 「おしゃれタウン横浜」という呪縛 神奈川県外の人に横浜に住んでいることを伝えると、だいたい「いいところだよね、横浜」みたいな反応が返ってくる。 うん、私もそう思う。 いいところだよね、横浜。 ほどよく都会で便利で、観光スポットもたくさんある。「キラ

    ヨコハマの光と影を抱える街・関内で「横浜のもう一つの顔」を探す - SUUMOタウン
    hikabu
    hikabu 2018/11/20
  • からっぽの独り身を救った西荻窪の探検 - SUUMOタウン

    著: 人 「西荻には住みたくなかった」 前との離婚をめぐるメールに刻まれた強烈なパンチライン。秋の夜長、暗いマンションの一室でそれを読んだ私は、絶望しつつも声を出さねば折れると思い「……そうだったかー」と発した。2012年のことだ。 おかえりなさい独り身の世界 西荻窪に初めて降りたのは18歳のころ、2000年にさかのぼる。通学や夜遊びの便から新宿まで電車一で、かつ「都心」と胸を張れそうな23区内でと絞り込み、武蔵野市の手前である杉並区の端・西荻窪に来た途端「ここだ」と惚れてしまった。広大な田園が自慢の地元からコンクリートロード東京へ移った身には、文化的な雰囲気と垢抜けなさの同居した西荻窪の街並みから漂う奥深さと親しみやすさが妙に魅力的だったのだ。 西荻窪駅北口。中央のシンボリックな木は年末に雑なイルミネーションが施され、毎年ちょっとウケていた。駅を出た真正面にカラオケ店や飲店が並ぶ

    からっぽの独り身を救った西荻窪の探検 - SUUMOタウン
    hikabu
    hikabu 2018/09/27
  • 渋谷のヤクザマンションの話〜僕が繁華街に住むことをおすすめする理由〜(寄稿:ヨッピー) - SUUMOタウン

    著: ヨッピー 「ここに、引越します」 僕がまだサラリーマンをしていたころ、とあるマンションの資料を添えて上司に提出したら「お前は何を考えてるんだ!」とめちゃくちゃ怒られた。 「なんで引越しをするだけでそんなに怒られるの?」と思う人もいるかもしれないので説明をしておくと、僕が「ここに引越したい」と、上司に向かって高らかに宣言したそのマンションは新宿歌舞伎町のど真ん中にある、通称「ヤクザマンション」。つまりは、暴力団の事務所が多数入居しているようなマンションだったからである。ちなみに当時働いていた会社の最寄駅は上野である。 「上野に通うのになぜ歌舞伎町に住む必要があるのか」 「会社名義でそのような場所を借りるのは問題である」 「風紀上よろしくない」 などなど、1ミリの反論も許されない正論を並べ立てられ、目の玉が飛び出るかと思うくらいに怒られた。「お前みたいなやつが居るとそのうち会社がつぶれる

    渋谷のヤクザマンションの話〜僕が繁華街に住むことをおすすめする理由〜(寄稿:ヨッピー) - SUUMOタウン
    hikabu
    hikabu 2018/07/27
  • ―本屋は世界に必要ないのか― 出版の街「神楽坂」で校閲として考えたこと - SUUMOタウン

    著:柳下恭平 バカじゃないのって僕は思った その日、2014年4月7日は月曜日で、僕はいつものように会社に行こうと神楽坂を歩いていた。 坂上の交差点から神楽坂を登れば、道はなだらかに伸びていて、六丁目の角でゆるやかに曲がっている。 毘沙門天の裏、そのさらに奥の北町に住んでいた僕は、牛込北町の交差点をそのまま上がらずに、坂上の交差点から通勤するのが好きだった(コーヒーも飲めるしね)。 少しだけ遠回りだけれど、その日の予定を考えながら歩くのにはちょうどいい。 一日を格的に始める前の、このちょっとした時間の隙間は、滑走路で暖機をとる双発の複葉機みたいだ。つまり、飛ぼうと思えばいつでも飛べるんだってこと。でも、僕はまだ飛ばない。 坂を歩く——頭の中で今日の会議とアポイントメントを積み木みたいに並べてみる——どうやら大きな問題はないみたい——能動的というよりは受動的な一日になりそうだ——今日は天気

    ―本屋は世界に必要ないのか― 出版の街「神楽坂」で校閲として考えたこと - SUUMOタウン
    hikabu
    hikabu 2018/06/28
  • 「神保町は、時代に左右されない価値がある街」ーーカフェ トロワバグ・三輪徳子さん【街の案内人】 - SUUMOタウン

    インタビューと文章: オバラミツフミ 写真: 清水舞 街にゆかりの深い方のお話を通じ、知られざる街の魅力を紐解くインタビューシリーズ「街の案内人」 。第1回のゲストは、東京・神保町で創業から40年以上を数える名純喫茶「カフェ トロワバグ」のオーナー・三輪徳子さんです。 お母様が経営されていたお店を引き継ぎ、早10年。幼いころから神保町の変遷を見てきた三輪さんに、今も昔も変わらない神保町の魅力について、たっぷりと語っていただきました。 ◆◆◆ 独自性があるから、人に愛される街になる ――三輪さんがオーナーを務められる「トロワバグ」は、創業から40年以上が経っているそうですね。三輪さんがお店に立たれてから、どのくらいになるのでしょうか? 三輪徳子(以下、三輪):もう10年以上になります。もともとこのお店は母が経営していたので、神保町には幼いころから足を運んでいたんです。かれこれ30年以上は、こ

    「神保町は、時代に左右されない価値がある街」ーーカフェ トロワバグ・三輪徳子さん【街の案内人】 - SUUMOタウン
  • 私がこの街を好きな理由 〜中野〜 - SUUMOタウン

    著: SUUMOタウン編集部 その街に住んでいる(住んでいた)、住んだことはないけれど好きだ、という人にその街の魅力について語ってもらう企画。今回は、ショートショート作家・田丸雅智さんに学生時代に住んでいたという思い出の街「中野」の魅力を語ってもらいました。 田丸さんは、短編小説よりも短い「ショートショート」いうジャンルに特化した執筆活動をされています。1作数分で読めるような短さながらも、幻想的な世界に一瞬で引き込む、中毒性のある作風が支持され、単行はこのジャンルでは異例の売り上げを記録。『海色の壜(びん)』(出版芸術社/2014年)に所収の『海酒(うみしゅ)』は、芥川賞作家の又吉直樹さん主演でショートフィルム化もされ、カンヌ国際映画祭などでも上映されました。 執筆以外にも、自ら指導するショートショート講座やジャンルを超えたアーティストとのコラボレーションなど、作家という枠にとらわれず

    私がこの街を好きな理由 〜中野〜 - SUUMOタウン
  • 家賃を稼がなくちゃいけないから、ここまで描いてこられた――東村アキコさん【上京物語】 - SUUMOタウン

    インタビューと文章: 朝井麻由美 写真:関口佳代 進学、就職、結婚、憧れ、変化の追求、夢の実現――。上京する理由は人それぞれで、きっとその一つ一つにドラマがあるはず。地方から東京に住まいを移した人たちにスポットライトを当てたインタビュー企画「上京物語」をお届けします。 ◆◆◆ 今回「上京物語」にご登場いただくのは、マンガ家の東村アキコさんです。映像化された『東京タラレバ娘』や『海月姫』(ともに講談社)など、数々のヒットマンガを生み出した東村さん。1975年に宮崎で生まれ、大学進学で金沢、就職のため地元にUターン、マンガ家になって大阪、次に東京……さまざまな場所で暮らし、人生引越しした回数はなんと20回以上! 住んでいる地域と作品とが連動していることも多く、頻繁に引越しする理由と住む街の選び方には“哲学”があるようです。 そんな東村さんに、街と暮らし、そして引越し論について語っていただきま

    家賃を稼がなくちゃいけないから、ここまで描いてこられた――東村アキコさん【上京物語】 - SUUMOタウン
  • どこまでいっても家の続きみたいに居心地よい街「清澄白河」 - SUUMOタウン

    著: 白方はるか(鳩) 日曜日の夕方、清澄白河には観光客があふれている。ブルーボトルのコーヒーを片手に駅にむかって歩く若いカップルとスーパー赤札堂のレジ袋を両手に抱えて家にむかって歩く私、すれ違うたびに「彼らは今日どのお店をめぐったのだろう?」と気になってしかたがない。 清澄白河には美術館や公園がある。コーヒーショップや雑貨店も増えてきた。しかし実際に住んでみるとこの街に「あるもの」よりも「ないもの」に気がつくようになる。そして気がつくほどに、なぜか街への愛着が増してきた。 今日は住んでみて気がついた清澄白河の「ないもの」と、だからこそ気づいた街の魅力について紹介したい。 そんなにおしゃれな街じゃない 最近の清澄白河は「コーヒー」とか「アート」のような、おしゃれなイメージが強い。 しかしガイドブックのイメージに期待をふくらませて地下鉄の駅から地上に出たら、まちがいなくがっかりする。駅のまわ

    どこまでいっても家の続きみたいに居心地よい街「清澄白河」 - SUUMOタウン
    hikabu
    hikabu 2018/05/18