ウォールストリートの主だった話題や関心事、業界の内情や仕事内容、日本・中国経済の見方等についての、報道と経験に基づく所感。 by harry_g
> George Soros: NYで$19bn(約1.9兆円)を運用するSoros Fund Managementの会長。グローバルマクロの投資家として過去にイングランド銀行を負かしたこと、アジア通貨危機の引き金を引いたと言われることで有名。 > James Simons: NY郊外で$29bn(約2.9兆円)を運用するRenaissance Technologiesのトップ。数学者で、数理モデル(クオンツ戦略)に基づくコンピュータ取引で投資を行う。 > John Paulson: NYで$36bn(約3.6兆円)を運用するPaulson & Co.の創業者で、数年前よりクレジットバブルの崩壊を予想し、昨年それがようやく奏功して、600%近いリターンを上げたと言われる。 >Philip Falcone: Herbinger Capitalの共同l創業者で、$20bn(約2兆円)を運用し、
金融の中心地であるウォールストリート(米証券業界)では、実に色々なバックグラウンドの人たちが活躍しています。かつては白人男性の社会であったとされるウォールストリートは、90年代から急速に女性やマイノリティ、そして外国人を受け入れるようになり、そのことは業界の発展に大きく寄与したと言われています。 そんなウォールストリートで是非働いてみたいと思う人もいると思うのですが、具体的な就職方法となると、そのマニュアルのようなものはほぼ皆無と言っても過言ではないと思います。その理由としては、現在に至るまでこちらで働いている日本人が少ないということがあると思うのですが、投資銀行業界だけでもこれだけ外国人を採用しているわけですから、日本人にもその「道」は確実に存在すると言えます。 ということで、以下に参考までに、私が知っている限りのウォールストリートでの就職方法をまとめてみます。 まず、一般的にアメリカの
米投資銀行大手のGoldman Sachsが、証券業務のみならず自己資本投資部門から大きな利益をあげ、業績が絶好調であるとの話を先月に書きました。 ゴールドマンは投資銀行業務の花形業務とされるM&Aで米国において長らくトップのポジションにあることに加えて、元財務長官のルービン氏が率いたリスクアービトラージ(株式トレーディング)デスクが莫大な利益をあげ、そこの出身者が多くの著名なヘッジファンドを設立して活躍していることなど話題に事欠かないことなどから、しばしば「最強の投資銀行」と言われます。 またゴールドマンは米国においてはバイサイドでも大きな存在感を持っており、資産運用のGSAMは投信業界の最大手の一画と言える規模ですし、日本や中国での活発な投資活動でも知られる自己資本投資部門も、その積極的且つアグレッシブな投資スタイルも手伝って、アメリカのLBOマーケットでトップ10社の一つに入るほどの
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