年始早々に3.5円も下げた米ドル/円相場。今年は円高基調を予測するアナリストが多く、新たなFX戦略が欲しいところ。そんななか、米ドル/円の「高スワップトレード」を推奨するのは現役大学生の凄腕トレーダー、タカシ氏。その方法とは? 「昨年は苦労しましたが後半の円高で一気に挽回できました」 そう話すのは大学生トレーダーのタカシ氏だ。大学生とはいえ、トレード手腕は超一流。資産はとっくに億を超えている。 「昨年はトレンドの少ない1年でしたが、チャンスが来たのは10月。日本政府・日銀の行う円安誘導を封じ込める『為替条項』をトランプ米大統領が口にするようになってからです。為替条項が日本に課せられれば円高となるのは自明。数週間程度で3円から5円程度は下げるだろうと考えて112円前後で米ドル/円を売りました」 タカシ氏の思惑どおり、年末には109円台へと突入した。 「年末リスクを警戒して決済しました。数千万