時折虚偽の主張には、その厚かましい話がどこから出てきたのか逆に感心させられることがある。例えばIBMの広報は、70億ドルの収入をクラウドで得ていることから、自社を世界最大のクラウドプロバイダだとGigaOmのバーブ・ダローに語っている。 IBMは信頼できるクラウドプロバイダだが、その主張は好意的に捉えても現実に即してるとは言えない。 現にアマゾン ウェブ サービス(AWS)のライバルと呼べるのは未だマイクロソフトであり、グーグルも果敢に挑んでいる。IBMは?というと、そうでもない。 誰もが世界を制したがっている自身を誇張するのはIBMだけでは無い。6ヶ月前はマイクロソフトが自社のクラウドの数をもって、これは数十億ドルの価値があるマシンだと言い張っていた。この事で、少なくとも1人のアナリストは、マイクロソフトのクラウドが収益面で世界一だと公言した。 他に同じことを言った人がいるかは分からない