高校野球の県大会が真っ盛りだが、息子の高校はシーソーゲームを演じはしたものの、9対7で試合を落とし1回戦ではや敗退。2日の休みを経て1、2年生から成る新チームがもう始動し始めた。 という話を本人が語る断片情報から得ていたのだが、彼らにとってのもっとも大きな変化は指導者が替わったことだ。夏の大会終了をもってこれまで教えていたアマチュア指導歴が長い団塊世代のベテラン監督が退き、大学を出て間のない体育教師が生徒たちを教え始めたのだ。先月息子が練習試合でケガをした際に直接お世話になったが、実に姿勢のいい、やさしい雰囲気の方だ。 昨日、新しい先生の指導2日目を終えた息子が部活を終えていつものように遅い時間に帰ってきて開口一番、「きつー!」、そして「楽しい! 練習がこんなに楽しいの初めて!」と目を輝かせるではないか。いったい何が起こったのだろうと驚いた。 今までは根性、根性の、時間が長ければいいという