ここ何日かマイクロフォーマット(microformats)の話題を続けています。僕がマイクロフォーマットを思い出したキッカケは、WebAPIのデータ形式について考えていたときです。マイクロフォーマット方式でマークアップされたHTML断片をWebAPIで使えないかな?と思ったのです。 多くのWebAPIでは、特定のURLにHTTPリクエストを送ると、XMLやJSONのデータが応答として返ってきます。仮に、とあるAPIがJSON形式の人物情報を返してくるとします。独自に人物情報のデータ形式を考えるよりは、何か標準を採用すれば、考える手間も省けるし、相互運用性からも好ましいでしょう。 そこで、hCardのサブセットを使うことにします。スキーマ(型定義)を示すことはしませんが、例えば次のJSONオブジェクトは人物情報のインスタンスだと考えられます。 { "vcard" : { "fn" : "檜山