ITを利用した学習ツールの登場によって、日本の教育現場が足元から大きく変わろうとしている。その一つの動きが、オンラインで誰でも無料の講義を受けられる「MOOC(ムーク)」の登場だ。日本初のMOOCである「gacco(ガッコ)」代表を務める伊能(いよく)美和子氏と、その運営母体であるNTTドコモとの提携を発表した、クラウド上にノートや画像等を保存できるサービス「Evernote」日本法人会長の外村仁氏が、押し寄せる教育現場の変化の波を語った。 ノートの共有が学習の可能性を広げる 伊能 2014年4月に開校した「gacco」は、1年足らずで登録者が11万人を超えました。それも、単に著名な先生の講義を動画配信するだけではなく、オンライン上で受講者同士が意見を交わし合う掲示板の機能があったからだと思います。受講者同士が建設的な議論を行ったために、結果として良いコミュニティをつくることにつながりまし
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