俺の部署の課長さん、40過ぎてもオタクだけど、やっぱり営業課長やってるだけあって、話するのがすごくうまい。 そしてオタクの話もするけど、周りの人も嫌がらないし、楽しそうに話を聞いてる。 こんな人いるんだって衝撃を受けた。 課長は絶対に他人に通じないような独りよがりの話し方をしない。相手を不快にさせるような話し方をしない。どんな作品について語る時も文句は言わない。 何かに対する愚痴や批判を聞いてて楽しいのはすでにその作品が嫌いで叩きたい人たちだけって良くわかってるんだろう。 なんかに対する批判や愚痴は、それを共有する人としかつながれない。そればっかりやってると世界が閉じるってことが多分わかってるんだ。 興味ない人が聞いてもへーそれは面白そうですね―って思わせるような上手な語り方をする。 酒の席で「団地ともお」のアニメの話をして、アニメ見てない人が興味深そうにしてるんだぜ?すごくね? だから4
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