(CNN) イスラエルの入植活動を非難する国連安全保障会議決議の採択を受け、同国のネタニヤフ首相は外務省に、賛成票を投じた12カ国との外交関係を制限するよう命じたことが27日までに分かった。イスラエル当局の高官1人がCNNに語った。 高官らによると、決議に賛成した14カ国のうち、イスラエルと外交関係を持つ12カ国が対象。日本をはじめ、英国、フランス、ロシア、中国、ウクライナ、アンゴラ、エジプト、ウルグアイ、スペイン、セネガル、ニュージーランドの各大使館との実務上の関係を停止する。ネタニヤフ首相は今後、対象国の外相と面会せず、外務省には対象国の大使を迎え入れない。 イスラエル閣僚による対象国への渡航も制限される。ただし、相手国に駐在するイスラエル大使と現地政府の間の業務は継続するという。 23日に決議が採択された後、賛成国のうち10カ国の大使がネタニヤフ首相の指示で呼び出され、直接注意を受け