《1》 夏の高校野球がたけなわである。何度もブログで書いてきたが、ああいうものはやるべきではない。 今回はなぜ悪いかを、また別の視点で書いてみたい。 野球部、とくに甲子園にも出ようかというほどの有名高校になると、郷土の期待、父母や教師の期待を背負って、連日のハードな練習に明け暮れる。土日は試合が目白押し、合宿もある。なかには野球部は全員が寄宿舎暮らしで、24時間気が抜けないような野球漬けの日々。 生徒は当然、毎日練習して頑張らないと、レギュラーはとれない。学校がたとえ甲子園出場を決めても、スタンドで応援するんじゃ、みじめであるから、それはもう必死の練習を進んでやる。 それをまた新聞やテレビの記者が猫なで声ですり寄ってきて、取材をしていく。 いやがうえにも、情熱を燃やして練習することになろう。 さて。この毎日、毎日のハード練習。いかにも野球はそれでうまくなるかもしれない。甲子園