伝統的な芸能や工芸の分野で高い技術を持つ重要無形文化財の保持者、いわゆる人間国宝に、古典落語の柳家小三治さんら7人が新たに認定されることになりました。 これは18日、文化庁の文化審議会が下村文部科学大臣に答申したものです。 新たに人間国宝に認定されるのは、古典落語の柳家小三治さん、本名・郡山剛藏さん、74歳。 能囃子方太鼓の三島元太郎さん、78歳。 能シテ方の梅若玄祥さん、本名・梅若善政さん、66歳。 色絵磁器の十四代今泉今右衛門さん、51歳。 刀剣研磨の本阿彌光洲さん、本名・本阿彌道弘さん、75歳。 彫金の山本晃さん、70歳。 木工芸の須田賢司さん、60歳の合わせて7人です。 このうち柳家小三治さんは人物や情景を巧みに描写し、ひょうひょうとした味わいのなかに自然なおかしみを醸し出す芸が、古典落語を正しく高度に体現していると評価されました。 これで、人間国宝の認定は116人になり、技の向上