たとえば、手相の結婚線。 その社会に婚姻という制度が出来る前には、その線は何を意味していたのだろう。 あるいは婚姻制度の異なる国、一夫多妻の国の人の結婚線はどう見るのだろう? 全ての占いの象徴体系には、原始的(根源的)意味というものがある。 あるいは紫微斗数の廉貞星、 これが費仲なんぞでないのは当然すぎる大前提だが、では何なのか? 望文生義と言われる恐れも多分にあるが 本人が廉にして貞だといっているのである。(笑) 名は体を表すを、ひとまず信じよう。 廉、本来は部屋の角の意 そこから、 いさぎよく、恥を知り、意志の固い意味となる。 貞、本来は占って問ただすこと そこからピタリと当てはまり、正しい意味ともなる。 廉貞ならぬ貞廉という熟語ならある。 心正しくいさぎよいこと、とある。 ご覧のように、ほぼ悪い意味ではない。 無理にあらさがしをして欠点を探すならば、部屋の角を原義とするゆえに狭い。
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