071121 up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニート・ひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイトhttp://
民間低賃金労働者から見れば、エリート公務員も現業公務員も『恵まれた特権階級』であり、両者を区別することなく、『公務員バッシング』という一つのハンマーで叩くのが昨今の流れだが、構造的には公務員特権の温床は幹部の特権と現場の特権が共存調和しているのが特徴だ。現場を監督する立場の幹部が甘い汁を吸うために、現場にも甘い汁を吸わせせて、お互いに不問にするという構造だ。これに政治が絡み、保守政治家が幹部職員の特権と結びつき、ハコモノ行政の甘い蜜に規制。革新政治家が現場の特権に結びついていたのである。 公務員特権にメスを入れたのは保守の方であった。国政レベルでは中曽根政権の国鉄改革がそうである。この改革は松田昌士(JR東日本会長)、葛西敬之(JR東海社長)、井手正敬(前JR西日本会長)の国鉄改革三人組など、エリート官僚が善玉であり、国労などの現業公務員が悪役というストーリで、この勧善懲悪劇に国民が拍手喝
どうにももどかしいのがこのところのリベラル・左派系といわれるブログの記事で、私自身日々「何のためにブログで政治のことを書いているのか」と自問し続けているが、なかなか良い記事が書けない。迷いがあり、それからどうにも脱しきれない。 政治には子供の頃から関心はあった。小学生時代、プラモデルを作ったり戦記ものの漫画を読んでいる同級生もいたが、私は中沢啓治の「はだしのゲン」を読んで戦争の悲惨さに背筋を凍らせ、戦後の時代に憲法9条を持つ国に生まれてよかったと考える子供だった。プラモにも軍事技術にも興味は起きなかった。別に左翼の親や学校教育に感化されたわけではなく、父親はむしろ右翼だったし、学校でも小学校4年生頃までは思想を強制するような教育は受けなかった。小学校高学年では、「同和教育」の洗礼を受け、子供心に行き過ぎを感じたものだったが、これとて、そのあまりの「トンデモ」ぶりによって、その影響力は限定的
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く