タグ

2010年11月8日のブックマーク (8件)

  • 実は大阪府の財政指標の数字が悪化していた件について - opeblo

    2つ前のエントリで、そもそも地方公共団体の予算や決算において、殆ど「黒字」や「赤字」の意味がないこと(借金して収入が増えた場合でも黒字になるから)について書きましたが、では、予算時に「黒字」化したという事で大絶賛された平成21年度の大阪府の決算が実際どうであったかというと、実は財政指標の数字は悪くなっていたのでした。 http://www.pref.osaka.jp/zaisei/joukyou/14kenzenka-kakutei.html 上記に掲載されている数字が、地方公共団体の財務状況を示す健全化判断比率の数字で、この数字が財政再生基準に達すると、財政再生団体(いわゆる「夕張」)になってしまうわけですが、実質公債費比率、将来負担比率ともに、平成21年度における大阪府の数値は悪化しています。 また、実質公債費比率については前任の太田府政からの数年間の数字があるのですが、平成17年で1

    実は大阪府の財政指標の数字が悪化していた件について - opeblo
    holyagammon
    holyagammon 2010/11/08
    "データの数字だけを見ると、逆に財政再生基準に近づいているわけですから、橋下知事が大阪府を倒産から救ったと言い切るのは早計"
  • できないのか、やらないのかは、伝わるのだと思う: 大阪都構想を、きちんと考えてみる

    わたしはこのブログで、大阪都構想の具体像が知りたい、わたしたちにどのような影響があるのかを知りたい、と語ってきました。 これについて橋下知事がメディアで語られているのは、「大阪維新の会は、知事や議員さんなど個人がやっているもので、既存政党のような政党交付金もない。制度設計を全部やるのは、無理。細かな制度設計を行うには、役所の力を使う必要がある。細かな制度設計は、統一地方選挙後に、役所の力を使って行う。」ということなのかなと、思います。 この話、橋下知事が市井の一個人であったり、草の根の市民活動から出てきた話であれば、多少は頷けます。 でも、橋下知事は、大阪府知事の立場にある人です。大阪都構想自体、太田前知事の時代に、大阪府の政策として、打ち出されたもののはずです。 橋下知事には、大阪府の政策として大阪都構想を進める方法は、いくらでもあったはずなのです。そして、橋下与党の大阪維新の会が推進す

    holyagammon
    holyagammon 2010/11/08
    "できる限りの説明をしようとしているのか、役所が関われないということを言い訳に、選挙前に具体的な制度設計を晒して議論することを回避しようとしているのかは、何となく伝わってくるものです"
  • 橋下知事に異議あり 大阪府立大名誉教授が「府大批判、あたらず」と反論の論文 - MSN産経ニュース

    大阪府立大(堺市中区)について「存在意義は疑問」などと述べ、改革を指示した橋下徹知事に対し、同大の名誉教授が「批判は妥当性に乏しく、抜的に見直すべき」との論文をまとめた。府立大生1人当たりの府の純経費は平均11・7万円で首都大学東京(88・9万円)の8分の1に止まると指摘、「知事の批判とは逆に、府大は公立大の使命を果たしてきたといえる」としている。 府立大の小林宏至名誉教授(農業経済学)がまとめた。小林教授は、府が大学に支出している交付金について橋下知事が「100億円が投じられているのはバランスが悪い」と述べたのに対し、平成20年度の交付金約108億円のうち約98億円は、国から公立大設置に対する助成金として基準財政需要額に計上されていると指摘。府の純支出額は約9億2千万円で、学生1人当たりの「純府費」は11万7千円と算出した。 また、橋下知事が「府と市を合わせた公立大への税投入額は都道府

    holyagammon
    holyagammon 2010/11/08
    "府の純支出額は約9億2千万円"
  • 自立と予祝について - 内田樹の研究室

    『ひとりでは生きられないのも芸のうち』が文春文庫になる。 鹿島茂先生がステキな(ほんとうにステキな)解説を書いてくれた。 私も文庫版のために「あとがき」を書き足した。 そのなかに「贈与」について書いたので、その部分だけここに抜き書きしておくことにする。 「贈与」というのは「コンテンツ」の問題ではなく、「構え」の問題だということ、程度の問題ではなく、原理の問題だということ。 それについて書いた。 このの最後に収められた「あなたなしでは生きてゆけない」という短文は「連帯を通じて自立する」ための逆説的な理路について書いています。 自立は「その人なしでは生きてゆけない人」の数を増やすことによって達成される。僕はそう書きました。 「その人なしでは生きてゆけない人」に対して、僕たちは必ずや「あなたにはこれからもずっとずっと健康で幸福でいてもらいたい」と祈ります。 その予祝の言葉に対しては必ず同じく祝

  • 萩原朔太郎「無良心の仕事」の作品、「南京陥落の日に」 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)

    土曜日、朝日新聞で見かけた記事。 http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201011060180_02.html ■「弱い人間」以前謝罪 戦時中は三好達治や高村光太郎ら大半の詩人が戦争詩を書いた。メディアの責任もある。 萩原朔太郎は「南京陥落の日に」を、朝日新聞の記者から〈強制的にたのまれ、気が弱くて断り切れず〉(丸山薫あて書簡)一晩で書いた。〈こんな無良心の仕事をしたのは、僕としては生(うま)れて始めての事〉だったという。 戦争詩を書いた詩人のほとんどは戦後、作品を闇に葬り、口を閉ざした。書いた経緯を明かした詩人は高村光太郎や小野十三郎(とおざぶろう)、伊藤信吉らわずかで、まどさんほど強く自己批判した詩人はいない。鮎川信夫が半世紀前に指摘したように、問題は戦争詩を書いたか書かないかではなく、書いたことを隠したり弁解したりして反省がない点

    萩原朔太郎「無良心の仕事」の作品、「南京陥落の日に」 - クッキーと紅茶と(南京事件研究ノート)
  • asahi.com(朝日新聞社):サグラダ・ファミリア、やっと祈りの場に 着工130年 - 国際

    スペイン・バルセロナにあるサグラダ・ファミリア教会で7日、ローマ法王によって献堂式が執り行われた=ロイター  【バルセロナ=稲田信司】ローマ法王ベネディクト16世は7日、スペイン・バルセロナの観光名所、サグラダ・ファミリア教会で献堂式を行った。建物は未完成だが、この日のミサにより、着工から130年近くを経て初めて正式な祈りの場となった。  サグラダ・ファミリア教会は建築家アントニオ・ガウディの代表作。1882年に着工され、ユネスコの世界遺産に指定されている。ガウディ没後100年の2026年の完成をめざし工事が続く。これまでは地下聖堂を祈りの場としていたが、献堂式によって建物全体が「神の家」となった。  一方、法王はバルセロナ入りを控えた6日、スペイン北西部の巡礼地、サンティアゴ・デ・コンポステラの大聖堂広場で信徒たちを前に「欧州は神に心を開かなければならない」と説いた。カトリック聖職者によ

  • きまぐれな日々 NHKスペシャル「借金862兆円はこうして膨らんだ」に呆れる

    mixiの「鍋党」コミュニティには、これを書いている時点で44人の方にご加入いただいた。コミュは、今のところまだ「入れものだけがある」状態でしかないが、別にROMでも何でも構わないので、お気軽に参加していただきたいとお願いする次第だ。 それにしても、昨日放送されたNHKスペシャル「借金862兆円はこうして膨らんだ」は、ひどい番組だった。財政赤字を積み上げた歴史を、旧大蔵省幹部の極秘証言録を入手したと称して、財務省の論理、財政再建厨の論理から、「これだけ『お国の借金』があるのだから、国民は社会保障切り捨てに耐えろ、消費税の大幅増税を受け入れろ」と脅迫するだけの、最低の番組だった。これほど一方的な立場からのプロパガンダに徹した「NHKスペシャル」を見た記憶は、私にはほとんどない。 八つ当たりすると、司会の城勝と首藤奈知子も最低で、城というのは政治取材23年のキャスターらしいが、はっとさせら

  • 徹底的な「他者」へのまなざし−朝鮮学校への無償化適用を巡る顛末に思う。 - Scrap−Laboratory

    朝鮮学校無償化適用の流れは何とか筋道がついたと思ってよさそうな感じになってきたんだけど、それにしても今回の一連の経緯を通して浮き彫りになった問題は深刻かつ重大だと思う(産経が撒き散らすヘイトクライムなんかその問題の一部でしかない)。まだ雑駁なまとめにしか過ぎないけど、取りあえず今まで色々と考えてきたことを書いておきたい。 この点については散々書いてきたことでもあるけど、そもそも今回の法案の趣旨を考えれば、朝鮮学校を適用対象に入れるのは当然すぎるくらい当然の流れであって、そこにイチャモンつけてきた中井なんか、来なら相手にもされずに門前払いで終わりのはずだった。ただその時の総理が鳩山というのは運が悪かっただろう。それこそ中井が馬鹿なことを言ってきた時点で内々に一喝しておけば、ここまで問題がこじれることもなかったろうに、あの八方美人な宇宙鳩がなまじっか公共の電波で「一定の理解を示す」なんてこと

    徹底的な「他者」へのまなざし−朝鮮学校への無償化適用を巡る顛末に思う。 - Scrap−Laboratory