【ナイロビ=共同】西アフリカのマリ中部で11~12日に旧宗主国のフランス軍が実施した空爆やイスラム過激派とマリ軍との戦闘で、過激派やマリ軍兵士を含む100人以上が死亡した。ロイター通信が12日、マリ軍当局者や目撃者の話として伝えた。フランスはミラージュ戦闘機や攻撃ヘリコプターなどを投入しており、13日も過激派拠点を空爆した。 これに対し、過激派の一つ「アンサル・ディーン」の報道官はロイターに対し、マリで拘束中のフランス人の人質だけでなく、イスラム世界にいるフランス人が報復を受けると警告した。同過激派は、国際テロ組織アルカイダ系勢力と関係があるとされる。 マリに対する3300人の部隊派遣計画を昨年まとめた地域機構の西アフリカ諸国経済共同体(ECOWAS)は12日、即時の派遣を許可。ニジェールやブルキナファソなどが同日、派兵を表明した。13日以降、マリに到着する見通し。 マリ北部を掌握するイス
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