国立社会保障・人口問題研究所は27日、2040年の人口がすべての都道府県で減少するとの推計を発表した。全国平均で2010年に比べ、16.2%減少する。市区町村別では約7割の自治体で、10年に比べ、2割以上人口が減る。年少者や働き手が占める割合が減る一方、65歳以上の高齢者が占める割合は大きく上昇する。社人研は昨年1月に2060年の推計人口を公表していた。今回、都道府県別と市区町村別の人口推計を
スーパー大手のイオンが、現在約20%を出資するダイエーへの出資比率を引き上げ、子会社にする方針を固めた。ダイエーの取締役の過半数をイオンから送り、経営への関与を強める。ダイエーの子会社化で、イオングループの売り上げ規模は6兆円を超す。 27日中にも発表する。ダイエーの筆頭株主は現在、約29%をもつ丸紅グループで、イオンは2位。イオンは4月にもダイエーに対する株式公開買い付け(TOB)を実施し、丸紅がもつダイエー株のうち少なくとも約24%分を買い取る。 ほかの株主がTOBに応じない場合には、イオンの株式保有比率が50%を上回らない可能性がある。だが、ダイエーの取締役の過半数をイオンから送り込んで経営の実権を事実上握るため、ダイエーはイオンの子会社になる。ダイエーの上場は維持する方針だ。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)
米オレゴンに日本のワカメ 震災で漂流、環境に影響懸念 【鍛治信太郎】もともと北東アジアにしか見られなかったワカメが東日本大震災による漂流物に付いて、米オレゴン州に届いていたことが、神戸大などの調査でわかった。ワカメは欧州や豪州で漁業被害を与えており、現地の環境への影響が心配されている。甲府市で開かれている日本藻類学会で28日、発表する。 神戸大の川井浩史教授(藻類学)らは、米オレゴン州に昨年6月に漂着した青森県三沢港の浮き桟橋や同時期にワシントン州に漂着した漁船に付いた海藻を調べた。31種類が確かめられ、浮き桟橋からこれまで両州には見られなかったワカメが成熟して繁殖できる状態で見つかった。 日本など北東アジアにしか見られなかったワカメは、欧州、豪州、米カリフォルニア州に侵入している。これらの地域にはワカメを食べる魚などがいないため、爆発的に増え、養殖用の網やロープにびっしり生えて被害を与え
(CNN) 2002~03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)のウイルスに似た新型のコロナウイルス(NCoV)が、英国で人から人へ感染した疑いが指摘されている。米当局も上陸の可能性に備え、警戒を強めている。 世界保健機関(WHO)や米疾病対策センター(CDC)によると、世界で確認された発症者は計12人で、このうち5人が死亡した。昨年4月、ヨルダンの首都アンマンで初めて見つかった後、カタールやサウジアラビアでも報告されていた。WHOは16日、新たに英国での感染例を確認したと発表した。 新種ウイルスの遺伝子はコウモリが持つウイルスに最も近いことが分かっている。人から人への感染は確認されていなかったが、英国からサウジアラビア、パキスタンを訪れ、帰国直後に発症した患者の家族で、渡航歴のない2人が発症したことが分かった。英国人患者3人のうち1人は軽症だが、残る2人は肺炎や腎不全を併発している
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