【バンコク=武石英史郎】米地質調査所によると、パキスタン南西部で24日午後4時半(日本時間同午後8時半)ごろ、マグニチュード(M)7・8の地震があった。震源はバロチスタン州中部の山間部で、深さは15キロ。地元テレビは、震源地の南方約70キロの町アワランで土壁の民家が多数倒壊し、少なくとも14人の死亡が確認されたと伝えた。 同州首相は、さらに被害が広がっている可能性があるとみてアワラン地区に非常事態を宣言した。 地震の揺れは震源から約400キロ離れた州都クエッタや、パキスタン最大都市の南部カラチでも観測された。都市部での被害は今のところ伝えられていない。 最新トップニュース