陸上自衛隊が派遣されているアフリカの南スーダンの首都ジュバで軍の部隊どうしの戦闘が起き、国連によりますと、400人が死亡したという未確認の情報もあり、治安情勢の悪化が懸念されます。 南スーダンの首都ジュバでは今月15日、軍の部隊どうしの戦闘が起き、キール大統領は対立関係にあった前の副大統領に近いグループがクーデターを企てたという見方を示したうえで、事態は収束に向かっていると強調しました。 しかし、戦闘は17日も続き、中心部にある前の副大統領の邸宅周辺などで銃撃戦が起き、多数の死傷者が出ているもようです。 国連の安全保障理事会では17日、現地の情勢について緊急の報告が行われ、外交筋によりますと、兵士らおよそ400人が死亡、およそ800人がけがをしたという未確認の情報があり、住民ら少なくとも7000人がPKOの部隊の拠点に避難しているということです。 ジュバには、PKOに参加する陸上自衛隊の施