(CNN) 西アフリカでエボラ出血熱の感染が拡大するなか、リベリアで患者の治療に当たっていた米国人の医療関係者2人が感染したことが28日までに分かった。 リベリアの首都モンロビアで支援活動を実施しているキリスト教系人道団体が26日、米インディアナ州出身の男性医師(33)の感染を発表した。この医師は昨年10月以降同国の病院で活動し、エボラ出血熱が発生してからは治療センターの責任者を務めていた。先週発症し、自発的に隔離病棟に入ったという。 この団体と共同で対策に当たっている別のキリスト教系団体でも、米ノースカロライナ州出身の女性の感染が確認された。女性は夫とともに昨年8月からモンロビアに滞在し、団体の人事部門を担当していた。夫婦には成人した子どもが2人いるという。 西アフリカで4カ月前から感染が広がっているエボラ出血熱では、今月20日までに疑い例を含めた死者が660人、感染が確認された死者は4