中東イエメンで、首都サヌアを掌握し大統領と対立している反体制派の武装勢力に対し、隣国のサウジアラビアなど湾岸のアラブ諸国が空爆を始め、イエメン国内の紛争に周辺諸国が介入して中東地域がさらに不安定化する様相を見せています。 サウジアラビアはじめ湾岸の5か国は26日、「イエメンのハディ大統領の要請に応じて反体制派の武装勢力に対し、イエメンとその国民を守ることにした」とする共同声明を発表しました。サウジアラビアの国営通信は、軍事作戦はサルマン国王が指示し、合わせて10か国が参加していると伝えています。 現地のメディアによりますと、反体制派が制圧し戦闘機やミサイルなど兵器が保管されている首都や南部の空軍基地などが空爆の対象となっているものの、市民も10人以上が犠牲になったということです。サウジアラビアは空爆に100機の戦闘機を投入しているほか、軍事作戦に15万の兵力を投入する準備があるとして、反体
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