大阪市立幼稚園の民営化について、橋下徹市長は9日、全58園のうち、対象を9園に絞り、3園を廃園、6園を民営化する新計画案を発表した。9月市議会に提案する方針。 発表では、廃園が海老江西(福島区)、新高(淀川区)、墨江(住吉区)。民間移管が玉造(中央区)、堀江(西区)、五条(天王寺区)、日東(浪速区)、野里(西淀川区)、城東(城東区)。 橋下市長は2013年8月、19園を廃園・民営化する計画案を発表。しかし、市議会野党が反発し、5園だけ可決。昨年5月にも残り14園の議案を再提案し、否決されたため、今回は、区内に1園しかない園は外すなどした。橋下市長は「民営化して認定こども園にできれば、待機児童解消の切り札になる」と述べた。
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