政府は18日、中川俊直・経済産業政務官(46)=自民党、広島4区=が辞任し、後任に大串正樹衆院議員(51)=同、兵庫6区=を充てたと発表した。 政権幹部によると、中川氏から「一身上の都合」を理由に世耕弘成経産相に辞任の申し出があった。今週発売の週刊誌に女性問題が掲載されるという。中川氏は自身のフェイスブックで、「家族がありながら、会社員時代からの知り合いの女性に好意を抱き、その方を深く傷つけてしまい、誠に申し訳ない気持ちでいっぱいです。言い訳のしようがありません」などと記している。 中川氏は3月にも同僚議員との密会が週刊誌で報じられていた。 中川氏は当選2回。父は元自民党幹事長の中川秀直氏。 大串氏は当選2回。松下政経塾生や西武文理大准教授を経て、2012年に初当選した。 安倍政権では3月、台風被災地視察をめぐる不適切な言動を理由に務台俊介・内閣府政務官兼復興政務官が辞任している。