【読売新聞】 福岡市で家庭ごみの収集を担う事業者が苦境に立たされている。全国的にも珍しい夜間収集が特徴だが、休憩場所としてコンビニ店の駐車場を頼る作業員を見て、「サボっている」と通報する市民が増えているのだという。人手不足にも悩む業
「北九州→ロサンゼルス線」とかできるかも…。 2027年に供用開始予定 北九州空港の滑走路を、現行の2500mから3000mへ延伸する工事が開始されています。12月2日には、同空港の空港滑走路延長事業着工式が実施。500m滑走路を伸ばすことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。 北九州空港(写真AC)。 同空港の滑走路の延伸完了は2027年に完了予定で、自然環境などへの影響を考慮して新たに海域の埋立が必要ない「南側」を延伸する方針が採用されます。 北九州空港は24時間運用を強みとしていることから、貨物機を用いて航空貨物を運ぶ、九州エリアの物流拠点としての側面を持ちます。今回滑走路が延伸されることで、長距離路線を飛ぶ航空機に搭載可能な貨物量に制約が生じるといった課題が解決し、北米・欧州への貨物直行便の商用運航が可能となるとのことです。 着工式典で服部 誠太郎福岡県知事は、「今回の滑走路延
半導体関連の人材不足が問題となる中、九州工業大学マイクロ化総合技術センター(福岡県飯塚市)の社会人向け講座が好評だ。 半導体デバイスの製作を体験する実習に加え、ビデオ会議を利用した遠隔でのセミナーも用意。日本の大手半導体メーカーが新人研修で利用するなど、専門教育の需要をうまく取り込んでいる。 講座で用いるのは、同センターが研究用として約30年前に導入した古い製造ライン。ほとんど有効活用されず、近年まで半ば「死蔵状態」と化していたものだ。用途開発によって輝きを取り戻し、現在は大学側に貴重な外部収入をもたらす。 同センターによると、年間1億円ほどかかる施設のランニングコストを、数年以内にセミナーの受講料や設備の使用料ですべて賄えるようになるという。大学の資産を社会に還元し世に貢献することで、自らの食い扶持も確保する。そんな一石二鳥の取り組みに迫った。 「手動の作業」が教育には最適 「1998年
青果卸の北九州青果は物流の「2024年問題」対策に向け、福岡県北九州市に共同物流拠点を整備し、9月30日に竣工(しゅんこう)式を開いた。JA全農が協力して九州各地の青果物を集荷し、大型トレーラーに積み替えてフェリーで関東に輸送。トラック輸送からの転換を進める。青果卸がこうしたモーダルシフトに向けた拠点を設けるのは初で、11月以降の活用開始を想定する。 「丸北物流拠点」として北九州市中央卸売市場に整備した。鉄骨平屋建てで延べ床面積は7029平方メートル。室温15度の荷さばき場や、5度と2度の2種類の冷蔵庫を備える。工費は約15億円で、一部農水省からの助成を受けた。 関東向けの青果物を集約して大型のトレーラーとフェリーで効率的に輸送することで、トラックドライバーの負担を軽減する。パレットを利用し、積み込みや積み下ろしの負担も減らす。同社の百合野博社長は「輸送の効率化で生産者の支援につなげたい」
JR日田彦山線の添田―夜明・日田間のBRTでの復旧開業を前に、記念式典でテープカットする関係者=27日午前、福岡県東峰村の宝珠山駅 平成29年の豪雨災害で不通となった日田彦山線の一部区間を、JR九州がバス高速輸送システム(BRT)に切り替えて翌日に復旧させるのを前に、同社は27日、福岡県東峰村の宝珠山駅で記念式典を開いた。古宮洋二社長は「『BRTひこぼしライン』が地域の星となるように努力したい。多くの方の利用に期待している」と語った。 記念式典であいさつするJR九州の古宮洋二社長=27日午前、福岡県東峰村の宝珠山駅式典には自治体やJRなど関係者約120人が参加。テープカットや、電気自動車(EV)バスによるBRT専用道の「通り初め」を行った。福岡県の服部誠太郎知事は「産業を支える重要な交通手段だ。沿線は自然景観など魅力にあふれた地域で観光客を呼び込みたい」と述べた。
日田彦山線BRT(ひたひこさんせんビーアールティー)は、九州旅客鉄道(JR九州)が事業主体となりJR九州バスが運営するバス高速輸送システム(BRT)である[1][2][3]。愛称は「BRTひこぼしライン」[4][1]。 2017年(平成29年)の九州北部豪雨で甚大な被害を受けた日田彦山線の添田駅 - 夜明駅間は、鉄道で復旧する場合に上下分離方式の導入を求めるJR九州側と、費用負担に難色を示す沿線自治体の間で協議が難航し、復旧に着手されない状態となっていた[5]。これを受けてJR九州は2018年にバスによる復旧に方針を転換し、2020年7月16日には一部区間の線路敷をバス専用道路に転用して運行するBRTの導入で自治体と正式合意した[2]。日田彦山線の添田駅以南のほか、直通運転を行っていた久大本線の夜明駅 - 日田駅間でも鉄道と並行してBRTを運行する[2]。 工事にあたってはJR九州が約26
「平成29年7月 九州北部豪雨」により被災した日田彦山線添田駅~夜明・日田駅間について、 2023年8月28日からBRT(バス高速輸送システム)が運行します。 コンセプト 「ひと、地域、みらいにやさしい」 ご利用のお客さまや地域にお住まいの方にとって、さらに環境にも「やさしい」交通機関であるとともに、 緑豊かな沿線のみらいを「やさしく」つなげるBRTを目指します。 日田彦山線BRT愛称名 「BRTひこぼしライン」 (正式名称:日田彦山線BRT) 日田彦山線沿線の地域の想いを乗せ、未来に向け駆け抜けていく「日田”彦”山線の”星”」となるように 願いを込めて命名しました。
盛土に亀裂が発生しています。 新南陽駅~北九州貨物ターミナルで運休 拡大画像 JR山陽本線を行く貨物列車(画像:写真AC)。 九州・中国地方を中心に、2023年7月8日(土)から降り続いた大雨の影響により、JR山陽本線では小野田~厚狭間の盛土に亀裂が発生、同線は一部で不通となっています。 影響は貨物列車にも出ており、山口県周南市の新南陽駅から北九州貨物ターミナルのあいだで運休となっています。 JR貨物によると、運転再開にはおおむね2週間程度かかるとのこと。貨物輸送に大幅な遅延が発生しているとし、「ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。なお運転再開した区間においても、一部貨物列車に運休が発生する可能性があります」としています。 新山口~小野田間の旅客列車については、翌7月13日(木)始発からの運転再開を予定しています。 【了】
羽田発福岡行きの日航331便が19日、午後10時までの福岡空港の運用時間内に着陸できず、翌日午前3時前に羽田空港に戻っていたことが20日、日航などへの取材で分かった。出発が定刻の午後6時半から約1時間半遅れたことが原因。乗客335人にはホテルやタクシーを手配し、20日午前に臨時便を運航した。 日航によると、331便エアバスA350は午後8時半に福岡着の予定だったが、羽田付近の強風や機材繰りなどの影響で遅れ、午後8時ごろ出発。福岡県上空まで飛行したが引き返し、関西空港で燃料補給した上で午前2時50分ごろ、羽田に到着した。 日航は24時間運用の北九州空港への着陸も検討したが、乗客が多く移動手段の確保が難しいと判断した。 国土交通省福岡空港事務所などによると、夜間の騒音被害を配慮し、午後10時以降の着陸を原則認めていないが、悪天候など特別な事情の場合認められることもある。
福岡市と西部ガスなどは29日、下水処理で発生するバイオガスから製造した水素の普及に向けて協議会を設立したと発表した。9月26日から市内の水素ステーションを運営し、燃料電池車(FCV)に供給する。下水由来の水素をFCVの燃料として商用化するのは国内初という。 協議会にはほかに、豊田通商などが参加。九州大とも連携しコスト低減に向けた研究を進める。二酸化炭素(CO2)を排出しないFCVは、次世代の環境車として期待されている。 協議会設立を発表した福岡市の高島宗一郎市長(中央)ら=29日午後、福岡市バイオガスから抽出したメタンと水蒸気を反応させて水素を製造する。装置を12時間稼働した場合、FCV60台を満タンにする量の水素をつくれるという。福岡市は2014年度に国土交通省から採択を受け、水素ステーションの実証実験に取り組んできた。市は設備を国から引き継ぎ、ステーションを運営する。
福岡県宗像市と西部ガス(福岡市)、緑化事業を手掛ける東邦レオ(大阪市)は5日、脱炭素社会を目指す同市の「ゼロカーボンシティ」実現に向けた連携協定を締結した。開発から半世紀が経過し、老朽化が課題となっている団地再生事業に脱炭素の視点を取り入れ、環境に配慮したライフスタイルの普及と地域の付加価値向上を図る。 コミュニティー施設への再生が進む「ひのさと48」取り組みが行われるのは、九州最大級のニュータウンとして昭和46年に開発された日の里団地。西部ガスと東邦レオは、同団地で閉鎖された10棟のうちの一つである48号棟を管理し、市と連携してコミュニティー施設に再生する試みを進めている。「ひのさと48」の名称で、施設内には現在までにカフェやクラフトビール工房など約10テナントが入居し、新たな価値を創出する場として注目を集めている。 連携事業として、この施設で再生可能エネルギーの導入や電気自動車の配置を
日本損害保険協会は1月12日、「全国交通事故多発交差点マップ」の最新版を発表した。2020年の人身事故件数ワーストは大阪府の「法円坂交差点」と福岡県の「針摺交差点」だった。 マップは、人身事故の半数以上が発生する「交差点」「交差点付近」での交通事故の防止・軽減を目的に、全国の地方新聞社、各都道府県警察の協力を得て、都道府県ごとの事故多発交差点ワースト5(人身事故件数)について交差点の特徴や事故要因、予防方策などを紹介している。 2020年の交通事故データによると全国の人身事故件数自体は大幅に減少しており、10年前と比べると57.4%減の30万9178件だった。「交差点」「交差点付近」での事故も減少しているものの、事故全体に占める割合は約55%とほぼ横ばいで推移している。 2020年の人身事故件数ワーストは大阪府の「法円坂交差点」と福岡県の「針摺交差点」がともに22件で1位だった。3位は大阪
福岡県宗像市にある、日の里団地は、1971年に日本住宅公団(現・UR都市機構)が“九州最大級の団地”として開発。憧れのニュータウンだった場所だが、他エリアの団地と同様、建物の老朽化や住民の高齢化などが進んでいる。しかし日の里団地は団地の再生プランを立て、新しい団地のあり方「宗像・日の里モデル」を提案できるように歩み始めている。今回はその象徴となる48号棟「ひのさと48」を訪れた。 最寄駅となるJR鹿児島本線・東郷駅は、博多駅まで快速列車で約30分の距離。福岡市の都心部に通勤するのにほどよいベッドタウンだ。その東郷駅から広がる丘陵地に開かれた日の里団地は、開発された1971年当初、全65棟に次々と入居者が決まり、最盛時は約2万人もの人々が暮らしていた。 そして50年後の2021年。住民数は10分の1の2000人程度となり、65歳以上人口の割合である高齢化率は4割前後。宗像市全体の高齢化率3割
北九州の炭鉱地図 1955年 三井田川炭鉱大煙突 三菱飯塚炭鉱巻き揚げ機台座 筑豊炭田(ちくほうたんでん)は、福岡県の北九州市、中間市、直方市、飯塚市、田川市、山田市と遠賀郡、鞍手郡、嘉穂郡および田川郡の6市4郡にまたがる、かつての日本の主要な石炭の産地である[1]。殖産興業の推進、八幡製鐵所の設立などを背景に財閥企業・大手資本が進出し、炭田の開発は急速に伸び、全国石炭の半分以上を掘り出したこともあるなど、戦前は国内最大の炭鉱地帯だった[2]。 炭田は遠賀川、嘉麻川、穂波川、彦山川及び犬鳴川の流域に広がっていた。東は福智山から香春岳に連なる山脈に、西は孔大寺及び三郡山脈、南は熊ヶ畑山を構成する花崗岩に限られ、北は響灘に面し、面積は約787平方kmを占めていた[1]。 筑豊という名称は、またがる地域の旧国名である筑前と豊前の頭文字をとったもので、明治時代以降、炭鉱地域と石炭を背景に新しく生ま
福岡市は20日、博多港に親しみを持ってもらおうと同市東区の人工島、アイランドシティにある全長100メートルの大型クレーンを、キリン柄に塗り替えると発表した。来年2月に完成する予定で、〝巨大キリン〟が新たな港のシンボルとなりそうだ。 大型クレーンは、アイランドシティに6基設置されている。定期的にさび止めなどの再塗装が必要で、従来の紅白塗装から、親しみの持てるキリン柄への塗り替えを決めた。工事費は約1億円で、約4分の1は国の補助金で賄う。まずは1基を塗り替え、残る5基のデザインについても今後検討する。 市によると、この大型クレーン群はアイランドシティと、隣接する香椎パークポート地区を結ぶ香椎アイランドブリッジから一望できる。また、キリン柄に再塗装する大型クレーンは、福岡市立こども病院から眺めることができるという。 高島宗一郎市長は記者会見で「かわいい〝キリン〟が見られると、(入院している子供ら
関東発着の新長距離フェリーです!! 日曜除く週6便運航 横須賀~新門司航路に投入される新造船「はまゆう」(画像:東京九州フェリー)。 東京九州フェリーは2021年4月1日(木)、横須賀~新門司に開設する旅客航路のダイヤや運賃を発表しました。関東発着では久々の新設となる長距離フェリーです。概要は次の通り。 ・就航日:2021年7月1日 ・就航航路:横須賀~新門司(976km) ・運航ダイヤ:新門司23:55発→横須賀翌20:45着、横須賀23:45発→新門司翌21:00着。日曜除く週6便運行。 ・運賃(税込):ツーリストA旅客運賃(基本運賃)1万2000円~、乗用車(車長5m未満)4万円(ドライバー基本運賃を含む)。 運賃は、ツーリストA以外の等級(ツーリストS、ステート、デラックス級)は基本運賃に室料を加算するルームチャージ制を導入します。チャージ料は以下の通り。 ・ツーリストS:6000
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福岡県福津市の宮地嶽神社が、お守りや祈祷(きとう)などの初穂料に、電子マネーやクレジットカード決済を導入した。全国の神社でも先駆的な取り組みで、新型コロナウイルスの感染防止対策が求められていることも契機になった。導入を後押しした西日本フィナンシャルホールディングス(FH)傘下の九州カードは、キャッシュレス「未開のマーケット」である神社仏閣への普及に力を入れる。 (小沢慶太) 約1700年の歴史を誇る同神社は、全国にある宮地嶽神社の総本宮で、直径2・6メートル、長さ11メートル、重さ3トンの大しめ繩が有名だ。神社本殿に向かう急な階段から玄界灘へ真っすぐ延びる道の先に太陽が沈む光景は、「光の道」として当時の人気グループ嵐を起用した航空会社のCMで取り上げられ注目された。 キャッシュレス決済を始めたのは今年の正月からで、電子マネーやクレジットカードに対応した端末6台を各売り場に設置した。これに合
関東発の新しい長距離旅客航路! 船も速いです! 拡大画像 横須賀~新門司航路へ投入される新造船「はまゆう」(画像:新日本海フェリー)。 新日本海フェリーが2020年8月7日(金)、グループ会社となる東京九州フェリー株式会社の横須賀~新門司(北九州)航路へ就航する、新造船(第一船)の命名進水式を三菱重工業 長崎造船所で執り行いました。 横須賀市の花でもある「はまゆう」と命名された新造船は、2021年7月、新たに開設される横須賀~新門司航路へ投入され、東京九州フェリーがその運行を担います。航海速力28.3ノット(約52.8km/h)という高速性能を有し、運航距離976kmを約21時間で結ぶということです。 横須賀~新門司航路は日曜日を除く週6便体制で運行され、関東~九州間の貨物輸送で3日目配送が可能となるとのこと。陸上輸送に比べ渋滞や事故のリスクが低減され、輸送環境も安定していることから、品質
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