従来の新型コロナウイルスの「1.78倍」。 インドで確認された新型コロナウイルスの変異ウイルスのうち、最も拡大している「デルタ株」の国内での感染力についての分析結果です。専門家は「今後の対策には(デルタ株の)感染力の高さを想定する必要がある」と注意を呼びかけています。 世界74の国・地域で WHO=世界保健機関は先月31日、特定の国への差別的な扱いを防ぐため、主な変異ウイルスについて、ギリシャ文字による呼称を使うよう各国の政府などに奨励しました。 それによりますと ▼イギリスで最初に確認された変異ウイルスは「アルファ」、 ▼南アフリカで確認されたものは 「ベータ」、 ▼ブラジルで広がったものは「ガンマ」、 そして ▼インドで確認されたもののうち、最も拡大しているものは「デルタ」となっています。 WHOによりますと、このうち、インドで確認された変異ウイルス「デルタ株」の報告があった国や地域は