自動テストを書くべきだということに異を唱える人は居ないと思うが、実際の現場ではあれこれと理由をつけて省略されがちだ。あれこれと言っても理由はひっくるめると一つで「コスト」だ。そう、テストを書くのはコストが高い。本当だろうか。 コストが高いとは言いつつ、何故かテスティング・トロフィーの両端はそこそこ頑張っていたりする。型検査とかリントは当たり前のように入れている現場が多いし、一気通貫でテストしたいときは Playwright で E2E テストを書く。あとは申し訳程度にユーティリティ関数にユニットテストが書かれている。しかし、最も重要とされるトロフィーの真ん中あたりはなかなかテストが増えなかったりする。 なぜそこにテストを書かないのか。仕事なので「コストが高いから」と答えるが、「腰が重いから」というのが本音である。じゃあ何故そんなに腰が重いのかというと、個人的な感覚では「どう書けば良いのかパ