米国で妊娠中絶が改めて議論を呼んでいる。過去にも国内を二分してきたテーマだが、支持派と反対派の双方が歩み寄りを見せる気配はない。特に、この数年は中絶に批判的な共和党が州レベルで躍進したこともあり、新たな規制も次々と生まれている。 カンザス州ウィチタは人口35万人余りの、米中西部の典型的な都市…
米国で妊娠中絶が改めて議論を呼んでいる。過去にも国内を二分してきたテーマだが、支持派と反対派の双方が歩み寄りを見せる気配はない。特に、この数年は中絶に批判的な共和党が州レベルで躍進したこともあり、新たな規制も次々と生まれている。 カンザス州ウィチタは人口35万人余りの、米中西部の典型的な都市…
米テキサス州北東部のホールトムシティにある自宅で、妻のマリース・ムニョスさんとの家族写真の前に立つエリックさん。2人が抱いているのは既に生まれている長男のマテオくん。脳死状態にあったマリースは26日、2人目の子の命とともに天に召された=3日(AP) ■米裁判所が延命治療停止命令、尊厳死 脳死状態と診断されながら妊娠中であることを理由に延命治療が続けられていた米テキサス州の女性が26日、生命維持装置を外され、死亡した。女性の治療をめぐっては、尊厳死を希望する家族が「妊婦は生命維持装置につなぐことが州法で義務付けられている」とする病院を相手取って訴訟を起こし、裁判所が24日、死亡を宣告して生命維持装置を外すよう病院側に命じていた。尊厳死、胎児の命、法の解釈…といった複雑な論点をはらんだこの問題は、米社会に賛否が分かれる広範な論争を巻き起こした。 延命措置が施されていた女性は、マリース・ムニョス
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く