14世紀に創建された愛知県春日井市熊野町の天台宗寺院の密蔵院が、国の重要文化財(重文)の建造物「多宝塔」の売却を検討していることがわかった。周辺の土地区画整理事業に伴う多額の清算金を求められるなど、寺を維持する資金面で困窮。オークションへの出品を有力な選択肢の一つとして考えている。
14世紀に創建された愛知県春日井市熊野町の天台宗寺院の密蔵院が、国の重要文化財(重文)の建造物「多宝塔」の売却を検討していることがわかった。周辺の土地区画整理事業に伴う多額の清算金を求められるなど、寺を維持する資金面で困窮。オークションへの出品を有力な選択肢の一つとして考えている。
名古屋市東区にある「名古屋市市政資料館」。連続テレビ小説「虎に翼」の撮影が行われた場所として話題になり、今、注目を集めています。いったいどんな建物なのか?そして現在人気の展示について取材しました。 (2024年5月21日「まるっと!」で放送) 当時、実際に裁判所として使用されていた建物 名古屋市市政資料館 中央階段室 ※画像左:増村聡太アナ 現在は「名古屋市市政資料館」として、名古屋市の市政に関わる公文書や資料を保管する施設となっているこの建物。建てられたのは、およそ100年前の1922年(大正11年)です。当時は、実際に裁判所として使用されていました。 「虎に翼」の主人公のモデルで、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子さんも、実際にこの場所で働いていたそうです。 大理石の階段なども100年前に作られた当時のもの。国会議事堂にも使われた岐阜・美濃赤坂産の大理石です。 ステンドグラ
来年春に奈良市の本館を移転させる南都銀行は、地域活性化につなげようと、残される国の登録有形文化財の建物などの活用アイデアを募集しています。 南都銀行の本部機能が入る本館は、1926年に建てられたギリシャ様式の近代建築の旧館部分が、国の登録有形文化財となっていて、羊の彫刻がほどこされた円柱を4本並べた外観が印象的です。 現在、本館は奈良公園や猿沢池に近い奈良市橋本町にありますが、市内の大宮町に新しい建物を建設中で、来年の春に移転することにしています。 このため、4階建ての旧館を含め現在の場所に残される建物を、地域の活性化にいかそうと、活用方法のアイデアを広く一般から募ることにしました。 活用アイデアの募集は▼建築や都市開発などの専門家が対象のプロ部門と▼一般部門があり、それぞれ最大で8つの入賞作品を選ぶとしています。 周辺地域の文化・歴史や建物の価値などを考慮したうえで、固定概念にとらわれな
およそ600年前に朝鮮半島から日本にもたらされ、大津市の三井寺が所有するあらゆる経典を集めた大全集「元版一切経(げんぱん・いっさいきょう)」が新たに国の重要文化財に指定されることになりました。 国の重要文化財に指定されることになったのは、大津市の三井寺が所有するあらゆる経典を集めた大全集「元版一切経」です。 これは、14世紀に中国の元の寺によって印刷された「大般若経」や「法華経」など2892の経典がまとめられたもので、15世紀前半に朝鮮半島から日本にもたらされました。 その後、豊臣秀吉に仕えた毛利輝元が再建に携わっていた大津市の三井寺に寄贈したということです。 経典とともに元の時代の経箱も残っていて、日本の仏教や東アジアの文化交流の歴史を知る上で極めて価値が高いとしています。 滋賀県文化財保護課は「経典は、それが納められていた経箱も含めて保存状態がよく、貴重なものだ。今後、三井寺とも協議し
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真ん中にポツンと見える島のようなものは「古墳」です。その周りをずらりと囲んでいるものが太陽光パネルです。 【画像】太陽光パネル設置でトラブル頻発 背景に“やむにやまれぬ事情” こうした古墳を取り囲むような太陽光パネルは各地にあり、景観などについて物議を醸しています。なぜこうなったのか現場を取材したところ、意外な事実が浮かび上がってきました。 ■メガソーラー構想などの土地計画を巡り紛糾五條市の地元住民 「急に説明もなく計画変更なんて、五條市民を馬鹿にしておる、何がメガソーラーだ。そんな勝手な話ありますか?私は納得できない」 奈良県五條市では、メガソーラー構想などの土地計画を巡って紛糾していました。 県は当初、滑走路もある防災拠点を整備する計画を立てていましたが白紙に…。ヘリポートや備蓄倉庫とともに、およそ25ヘクタールのメガソーラーを設置する案を発表しました。 これに対し、予定地を県に売却し
富山県では、高岡市にある国宝の「瑞龍寺」や「勝興寺」など、県内15の文化財が地震の被害を受けていたことが分かりました。 3日正午に開かれた富山県の災害対策本部会議の発表によりますと、県内では、寺や神社、それに江戸時代の旧家など、少なくとも15の文化財が地震の被害を受けたということです。 このうち、加賀藩二代藩主、前田利長の菩提寺で、仏殿や山門などが国宝に指定されている高岡市の「瑞龍寺」では、地震の影響で境内にある大小3つの灯篭が倒れたほか、建物の壁も10か所ほどがはがれたりひびが入ったりしました。 また、同じく高岡市にある国宝「勝興寺」では、本堂の柱2本の金ぱくに裂け目が見つかったということです。 さらに、国の重要文化財の富山市の「浮田家住宅」、国の登録有形文化財の氷見市の「みなとがわ倉庫」などでも被害が確認されています。 県は、県内のほかの文化財にも被害がないか、市町村などから情報を集め
文化財に親しんでもらおうと、奈良県警は、奈良大文学部文化財学科の学生2人を「一日文化財保安官」に任命した。2人は警察官の制服を着て、奈良市の新薬師寺と十輪院を訪問し、防犯体制などについて学んだ。 任命されたのは、同大学3年の豊田紗彩さん(20)と中村日和さん(21)。新薬師寺を訪れた2人は、中田定観(じょうかん)住職から境内の防犯体制や防火設備、防犯カメラの設置状況などについて説明を受けた。 豊田さんは「文化財の防犯対策を研究しているので、貴重な体験をさせていただいた」、中村さんは「日本の宝を後世に伝えるため、意識を高く持ち啓発していきたい」と話した。 県警によると、県内では今年に入ってから、東大寺二月堂や唐招提寺などで国宝や国重要文化財が傷付けられる事件が3件発生しており、一層の文化財保護が呼びかけられている。
今月8日の記録的な大雨で浸水した福島県いわき市にある国宝の「白水阿弥陀堂」は、境内の泥のかき出しが進んだことなどから、来月1日に一般の拝観を再開することになりました。 いわき市内郷白水町にある願成寺の「白水阿弥陀堂」は平安時代末期に建てられて、現存する県内唯一の国宝指定の建造物ですが、今月8日の記録的な大雨で、近くを流れる川があふれて境内全体が水につかり、今月25日には文化庁の職員が被害の調査を行っていました。 国や「白水阿弥陀堂」を管理する願成寺などによりますと、お堂の建物が壊れる被害は確認されなかったことや、境内の泥のかき出しやお堂の内部の清掃が進み、参拝できる状況になったことなどから、来月1日から一般の拝観の再開を決めたということです。 拝観時間は通常どおりの午前8時半から午後4時までで、願成寺は「地域の復興のシンボルとして、市内で被災された方々を勇気づけたいという思いから復旧作業を
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