Bリーグ2季目のシーズンが29日に開幕する。昨季は中地区と西地区に分かれて戦っていた愛知県に本拠を置くB1の3チームが、地区の割り振りが変わった今季は同じ中地区で優勝を争う。各チームの今季の戦い方、意気込みを紹介する。(松本行弘) 三河、敗北の地からリベンジを 三河の開幕戦は敵地で栃木と対戦する。「昨季の終わった場所。それに対する悔しい気持ちは全員持っている」と新キャプテンの狩俣昌也。Bリーグ元年の優勝を阻まれた経験をバネに、2季目に臨む。 昨季は西地区1位。日本代表の比江島慎や橋本竜馬、3点シュート成功率42・55%でリーグ1位の金丸晃輔らを擁し、チーム総得点はリーグ2位。チャンピオンシップ準決勝まで進んだが、第3戦の残り2分で栃木を12―8とリードしながら、逆転負けを喫した。 Bリーグ前のアイシン時代、2014~15年にNBLを制するなど国内トップリーグで何度も優勝し、全日本総合も9度