四国地方の病院で治療を受けていた60代の女性が、家族の承諾で脳死と判定されました。 3年前に施行された改正臓器移植法に基づき、家族の承諾で行われた脳死判定は、今回で100例目となります。 日本臓器移植ネットワークによりますと、くも膜下出血のため四国地方の病院で治療を受けていた60代の女性の容体が悪化し、家族の承諾で脳死判定が行われました。 その結果、女性は22日午前9時すぎに脳死と判定され、病院では臓器の提供に向けた準備が進められています。 3年前に施行された改正臓器移植法に基づき、家族の承諾で行われた脳死判定は、今回で100例目となります。 改正法に基づく脳死判定のうち、家族の承諾によるものはおよそ80%を占めていて、意思表示カードや運転免許証など、本人の書面による意思表示がある例は、改正法の施行前と比べてほとんど増えていません。 これについて、生命倫理が専門の山梨大学の香川知晶教授は「