昨日、成田空港に到着し、荷物受け取り場のターンテーブルの前で荷物を待っていると、アジア人のオジさんがカートをターンテーブルへ向かって全力疾走して近づき、自分の荷物を引き上げていた。このオジさんは日本人に違いない。というのは、こういう場面で走るのは日本人だけだからだ。他の国の人たちが走るのは、よほど特別なときだけである。 今日は、神奈川県の自動車免許センターへ免許の更新に出かけた。午前の受付は、11時までだったのだが、私が到着したのは11時5分。入り口の受付嬢は、「更新は2階です!急いで!」と金切り声を上げた。2階に到着すると別の中年女性が、そわそわした様子で「更新受付はまもなく終わります!急いでください!」と声を張り上げている。私はいくつか窓口を回って、印紙を買ったりなんだりさせられたが、そのたびに「急いで!」と窓口の人間からせっつかれた。私が、とぼとぼと歩いていくと、視覚検査室の前に立つ