遠藤保仁(写真右)が気迫あふれるプレイでチームを引っ張り、エスパルスに快勝したガンバ。 Jリーグ第32節、J2降格圏内の16位にいるガンバ大阪が、清水エスパルスを3-1で下してJ1残留に望みをつないだ。 この日の静岡は台風並みの暴風雨の影響で、風下のゴールキックが押し戻されて変化するなど、ボール扱いに苦慮する状況だった。そこでガンバは、キックオフで風上のサイドを選択した。 「天候は悪かったけど、ピッチの状態は悪くなかったから、(前半)風上でやれたのは良かった」 遠藤保仁がそう語るように、風上の前半、ガンバは整備されたピッチ上でパスサッカーを展開。試合の主導権を握った。ブラジルW杯最終予選のオマーン戦から、帰国して2日しか経過していない遠藤、今野泰幸も疲れを感じさせない動きでチームをリードした。負けられないという気迫が随所に感じられた。 試合前には、残留を争う17位アルビレックス新潟の敗戦の