虎に激震が走った。阪神が、2年契約を終えて来季の慰留に努めてきた呉昇桓投手(33)と交渉を打ち切る可能性が急浮上した。7日、母国の韓国メディアが海外での不法賭博容疑で検察に召喚すると報道。かねて大リーグ志望の呉昇桓に対して残留を熱望してきた阪神も緊急で事情聴取する方針だ。今週末を回答期限にしており、契約がまとまっても、今後の捜査で有罪なら破棄する方向。にわかに暗雲が垂れ込めてきた。 新人が晴れ舞台に立つ裏側で、阪神に衝撃的なニュースが舞い込んだ。この日の午前中だ。来季も守護神と見込んで残留交渉を行っている呉昇桓が不法賭博の疑いのため、今週中にも母国韓国の検察に召喚されると大手紙を含めた韓国メディアで一斉に報じられた。 韓国・サムスンの同僚だった林昌勇がマカオでの不法賭博について取り調べを受けた。親しい呉昇桓にも疑惑の目を向けられていたが、阪神との交渉で代理人が「賭博行為はない」と否定したこ