22日朝、埼玉県川口市の交差点で自転車どうしが出合い頭に衝突し、一方の女性が転倒して頭を打ち、意識不明の重体となっています。 警察によりますと、転倒した女性とは別の自転車の側に一時停止の標識があったということで、この自転車に乗っていた40歳の女性は「道路上に『止まれ』の文字は見えていたが一時停止をしなかった。気が付いたらぶつかっていた」と話しているということです。また、現場は、信号機のない交差点で、角には住宅があり見通しが悪いということです。女性はパートに出勤する途中だったということで、警察が詳しい状況を調べています。 警察によりますと、埼玉県内では自転車どうしの交通事故が警察が把握しているだけで、去年1年間に150件、起きています。事故の原因では、安全を確認しなかったが最も多く、次いで一時停止で停止しなかった、となっています。