パキスタンのカラチで、警備にあたる警察官ら(2016年10月12日撮影、資料写真)。(c)AFP/RIZWAN TABASSUM 【9月13日 AFP】パキスタン南部のカラチ(Karachi)で、駆け落ちした10代の男女が罰として家族に感電死させられる事件が発生し、現地の警察当局は12日、いわゆる「名誉殺人」の実行を命じた部族の長老の行方を追っていると明らかにした。 殺害された男女はパシュトゥン(Pashtun)民族で、先月、駆け落ちしたが、警察によると、少年側の家族が家に戻れば結婚できると2人を説得したという。 その後、家族が強い影響力を持つ長老会議に事情を報告。長老会議は2人の処刑を命じたという。男女は家族に木製のベッドにくくり付けられて感電死させられた。警察によると少女は15~16歳、少年は18歳ぐらいだったという。 警察官の1人がAFPに語ったところによると、長老会議は処刑を2人の