「23区」や「五大陸」などのブランドを展開するアパレル大手の「オンワードホールディングス」は、効率的な人員と組織体制を構築するためとして、グループ全体の社員の7%にあたる350人程度の希望退職を募集することを決めました。 来年1月に募集を始め、退職者には通常の退職金に特別退職金を加算して支払うほか、希望者に対しては再就職支援を行うということです。 理由について会社では「強固の経営基盤を確立し、効率的な組織、人員体制を構築するため」だとしています。 オンワードホールディングスは、女性向けブランドの「23区」や紳士服の「五大陸」などを、国内外のおよそ3000店舗で展開していますが、ネット通販に押されるなどして販売不振が続き、国内外のおよそ600の店舗を閉鎖する方針を示しています。