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第29章 大きい会社でもイノベーションは不可能ではない 困難だが努力する価値はある 大きい会社で本当にイノベーション (革新) を起こすことができるのかどうかについては、皮肉な見方をする人が多い。本当のイノベーションというのは、ほとんどがベンチャー企業のような環境で起こっていて、大きい会社にできるのは、せいぜいそうしたベンチャー企業のイノベーションを真似するか、成功したベンチャー企業を買収するぐらいだ、と考える人もいる。確かに、イノベーションを起こすのはベンチャー企業の方がはるかにやりやすいのは認めるけれど、大きな会社でも、まず間違いなくイノベーションは可能である。 大企業で働いたことのない人は、大きい会社ではイノベーションはむしろ問題扱いされる、と聞くとびっくりするかもしれない。何はどうあれ、イノベーションについていろいろ耳にし、技術系の大企業の成功を見るにつけ、私たちは、企業の成長はす
店の売上が落ち、「広告」「クーポン」「安売り」をやってみたけど、逆に売れなくなったり、利益を圧迫したりすることありませんか? 商売やっている人には、よくある話だと思います。 普通、努力すれば売れるはずなんですが、ちょっと間違った方向へ努力してしまうと、逆に売れなくなるんですよね。 努力しているのに報われないと、精神的に参ってきます。 そんな時は、マーケティングのフレームワーク「AIDMAの法則」を利用すると、売上アップの糸口が見つかりやすいです。 漠然に「なぜ売れない」と考えるのではなく、「なぜ商品を知らない」「なぜ興味が無い」「なぜ商品を見ない」「なぜ商品を手に取らない」「なぜ買えない」などと、売れない原因を分解するフレームワークです。 分解することで、具体的な売上アップの改善法を考えやすくなります。 非常に強力なツールである「AIDMAの法則」を詳しく知らない人は、ぜひこの記事を読んで
はじめに 先日、社内で初めてプログラミングコンテストを開催しました。 お題はかの有名なFizzBuzz問題です。 全員楽勝で解答するだろうと思いきや・・・結果はいかに!? ちょっと長いエントリですが、このコンテストの顛末をお楽しみください。 開催の動機と経緯 メンバーの向上心を刺激するために、なにか面白くて技術的に意味のあるイベントを開きたかった。 以前からFizzBuzz問題を全員で解いてみたかった。 FizzBuzz問題はプログラマなら解けて当たり前、というようなWeb記事をよく見かけていた。 これぐらいなら誰でも解けるだろうと自分も思っていたが、実際にやってみないとわからない。 そこで社内プログラミングコンテストを開き、みんなでFizzBuzz問題を解いてみたいと思った。 マネージャーに話を持ちかけたところ、すぐに賛同してくれた。 FizzBuzz問題以外の追加問題も作成したが、第1
今日、多くの製品でハードウェア開発だけでなく、ソフトウェア開発が製品開発に占める比重が高くなっています。ソフトウェア開発もマイコンを使用し始めて、最初はアセンブリ言語から始まり、C言語やC++言語へ移ってきた歴史を持つメーカーも多いかと思います。つまり、日本ではアナログなハードウェアからデジタルなハードウェアへ発展する過程でソフトウェア開発の比重が高まっている企業も珍しくはありません。 ソフトウェア業界をリーディングしている米国のソフトウェア企業(マイクロソフト、Google、Oracle、Facebook等々)は、そのほとんどがベンチャー企業としての歴史を持ち、そこではソフトウェア開発が重要であり、そのためソフトウェアエンジニアは企業の中でも重要な役割を持ちます。当然のことながら、優秀なエンジニアを採用する必要があるため、採用面接にしても、日本とは全く異なる面接方式が取られている訳です。
東京住まいの外国人プログラマーが日本人のプログラミング世界について記事を書いて (Jawaad Mahmood 氏のブログ記事)、その記事が Hacker News で取り上げられて、話題になった。 "My hypothesis is that a lot of Japanese companies produce little new because they have people solving solved problems over and over again." 以下、拙訳。(*) がついているところは訳していて意味がくみ取れなかった部分なのでコメント頂ければ幸い。誰か Hacker News へのコメントも要約してくれると助かる。 昨日、コーヒーを飲みながらアール氏とアキバに関する話題やらボードゲームやビジネスについて話していた。まじめな話題としてはプログラミングについて、
ソフトウェア開発は、自分で考えて手を動かしてプログラミングして動くものを作ることを繰り返す訳ですが、そもそもソフトウェア開発という「物作り」を好きではないサラリーマンエンジニアが日本には多いのではないかと思います。 その理由は単純で、新卒新人でも中途入社であっても、自分で分析・設計から実装・デバッグまでするのが好きな人を採用していないからだと思います。たとえば、メーカーでソフトウェア開発部門に配属されるような新卒新人でも、大学ではほとんどプログラミングしたことがない人をメーカーは採用します。中途採用であっても、採用面接でプログラミングを伴う技術的な質問をほとんどしません。 その結果、企業の中には、本当にソフトウェア開発が好きなソフトウェアエンジニアと仕事だからというサラリーマンエンジニアがいることになります。そして、サラリーマンエンジニアは、そもそも好きではないので、業務がこなせるようにな
定期的にSI業界が終わったという話が出ますが、本当にそうでしょうか。終わるべきは一括発注・請負のディフェンシブなビジネスモデルです。受託はなくなることはありません。ソフトウェアの開発を、他の業界のアナロジーで考えるのではなく、正面から取り組んだビジネスモデルについて語っています。 ディフェンシブな開発 今から5年前に、SI業界における多くの問題の原因がそのビジネスモデルにあるという「ディフェンシブな開発〜SIビジネスの致命的欠陥」という記事を書きました。SIにおけるビジネスモデルは、発注者とベンダーはあらかじめ決めた金額と要件の中で納品と検収を目指すため、利益を出すためには双方がリスクを取らずに「守り」に入る必要があります。その結果、顧客にとって価値を産むかどうかよりも決められた要件通りに作られることを重視することになってしまいます。人月という単位であらかじめ決めるとなれば、単価の安い下請
欧米(特にアメリカ)の入学試験や、外資系企業の面接で常に聞かれるのが、「あなたのリーダーシップ体験について話してください」という質問です。 大学の入試エッセイでも書かされるし、大学や企業の面接では、過去にどんな場面でどうリーダーシップを発揮したか、事細かに聞かれます。 もちろん入社してからも、リーダーシップは主要な評価項目のひとつとなっています。 ところが日本ではリーダーシップについて問われる機会はごく限定的。中には「今まで、一度も問われたことがない」という人さえいます。 なので、その概念自体あまりよく理解されていません。 たとえば私が日本人からよく受ける質問は、「欧米ではなぜ全員にリーダーシップを求めるのか?」というものです。 質問の意図は、「リーダーシップという、組織を率いるごく少数のトップ人材だけが持っていればいいものを、なぜ欧米の大学や企業は全員に求めるのか?」とか、 「 10人の
かつて日本では絶対的な人気を誇っていたものの、娯楽の多様化や地上波放送の回数減などで変化が生じているプロ野球。そのビジネスも変わりつつあるが、その変化をけん引している東北楽天ゴールデンイーグルスの井上智治オーナー代行が球場経営やリーグビジネスの考え方など、楽天が変えたプロ野球の仕組みについて語った。 高度経済成長期には子どもの好きなものとして「巨人、大鵬、玉子焼き」とも言われたように、戦後の日本とともに拡大してきたプロ野球。シーズン中は毎日ゴールデンタイムに試合が放送され、お茶の間の娯楽となり、学校や職場で話題となることも多かった。 しかし今、時代は変わり、人気の低下から地上波放送があまり行われなくなるなど、プロ野球業界は変化にさらされている。 こうした状況下、大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併問題を経て、2005年に新規参入したのが楽天野球団が運営する東北楽天ゴールデ
色々忙しい時期が続き報告にかなり間が空いてしまいましたが、少し前にxUnit Test Patterns読書会の最終回に参加させていただきました。 このxUnit Test Patterns読書会、前のWorking Effectively with Legacy Code読書会から連続して続くもので、初期のころから参加させていただいています。プログラマの読書会コミュニティとしては初めて参加した勉強会であり、かつ参加してから丁度3年経過したということで、今回ちょっと振り返ってみたいと思います。 WEwLC読書会との出会い この読書会への参加は、流し読みしていたIT勉強会カレンダーでたまたま「Working Effectively with Legacy Code」という書名とその第一回読書会を見つけたのがきっかけとなっています。当時レガシーコードに悩んでいたこともあり最初は個人で読み進めて
「月3万円ビジネス」という魅力的な言葉に惹かれました。3万円あれば夢が広がります。 月3万円ビジネス 大企業との競争を避けて、仲間と協力しあいながら、ニッチなジャンルで小さなビジネスを起こすアイデアが満載です。特に地方でビジネスを起こしたい方には参考になるはずです。 Park Life…. / law_keven 楽しみの場を提供する いつも思うことは、参加者がハンバなく仲良しになること。 損得と肩書きを外せば共同作業は例外なく愉しい。 愉しいことで一緒に汗を流して、ステキなものが出来上がる。仲良くならないはずがありませんね。 本書の月3万円ビジネスでは、初期投資が必要ない、もしくは、小額で済むビジネスを考えます。キーワードは「コミュニティ」と「ワークショップ」です。 注文すれば100万円かかるものでも、お客さん自身に作ってもらうこと、つまりワークショップを開催することで、金額を減らすこと
2011年09月12日16:00 カテゴリ書評/画評/品評 3Dより3Gでは? - 品評 - ニンテンドー3DS 私も一つ買ってみた。 ニンテンドー3DS 任天堂 いい。しかしそれ以上に、おしい。 標準装備されるべきだったのは、3Dより3Gではなかったか? ニンテンドー3DSは、DSiの上画面を3Dにして、外カメラを3Dにしただけのものではない。実物を入手するまで恥ずかしながら私もそう思っていたのだが、それはとんでもない勘違いだった。 iPod Touch 8GB Apple 玩具というよりPDAのような大人びた外装。ブラウザーとモーションセンサーとジャイロを標準搭載し、ネット常時接続が前提… 本質的に、3DSはDSよりもむしろiPod Touchに近いのだ。 これにGPSと3G回線がつけば、本品は立派な「スマートフォン」となりうる。 しかし私が任天堂にやって欲しかったのは、「電話の再々定
彼女と一昨日口論した。 ソフトウェア業界を目指そうとしている俺とは結婚できないという話だった。 俺は学生プログラマーで、彼女は社会人1年目。 彼女は家庭を持って、子供も作りたいと考えている。 彼女曰く、プログラマーは家庭をあまり大事にしなさそうだと言う。 そういえばプログラマーで定時退社してる人を見たことが無い。 以前一緒に働いた、小学生の子供2人を持つ40代の優秀なプログラマーでも、夜10時まで働いて、一時間半かけて家に帰るということもザラだった。 (優秀なプログラマーの定義も曖昧だが、その方は海外の某オープンソースプロジェクトのコミッターであった) 家庭を持ちたいと思っている人からすると、プログラマーというのはマイナス評価だということは分かった。 プログラマーで、家庭を持ち子供も居て、それでだいたい定時退社してる人ってどれくらい居るのだろう? 日本のサラリーマンなら、残業して当然だろう
現場だけの業務改善 「業務改善は現場だけで自発的に行っていけばよいのか?」という質問を受けることがあります。理想的な答えは「イエス」です。現場の自主性・主体性を活かせればそれに越したことはありません。 改善活動の初期段階に立ちはだかる壁として多いものは、「改善ばかりしていて仕事をしていない」と言われることです。他部門への働きかけを行おうとすると、「何の権限があって、うちを巻き込むんだ?」と部門責任者から断られます。良かれと思って、動き始めてもこのような場面に直面し、「ちゃんと社内で認知されていないアングラ活動なんだ…」と無力感を感じて、一気にトーンダウンすることも少なくありません。 したがって、現実的な答えとしては、僕らは「ノー」と言います。業務改善ができないというのではなく、現場だけで進めると業務改善の限界が早く来るということです。 改善は仕事ではない? もう1つ考えなければいけな
アジャイル手法を実践できるプロジェクトは恵まれている。それは、「理解ある管理者」がアジャイル手法を了承してくれたからではない。管理者がそう判断できるほどに参加メンバーが優秀だからだ。 アジャイルの特徴のひとつが「少数精鋭」である。いっぽう、アジャイルの対立手法として理解されているウォーターフォール型手法では「人海戦術」で進められる点が対照的だ。じつは「少数精鋭」というのはアジャイルの特徴であるだけでなく、あまり触れられたくない弱点でもある。なにしろ「精鋭」しか関われない。 しかしアジャイル手法の推進者は、自分が優秀であることをそれほど意識していない。それどころか彼らは「いえいえ精鋭である必要はありません。じっさい私はアジャイルが大好きですが、凡庸な技術者ですよ」と自嘲的に語るだろう。そしてそれは本心でもあるだろう。なぜなら、彼らは「超」がつくほど優秀な技術者たちがいることをアジャイルコミュ
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