2011 年 10 月 11 日 長野県において福島県から避難している子どもの甲状腺検査に変化がみられた とする報道に関しての学会声明 日本小児内分泌学会 理事長 横谷 進 理事 皆川真規 (震災小児甲状腺プロジェクトチームリーダー) 福島県内から長野県に避難した子どもの甲状腺に関連する血液検査で、「変 化」がみとめられたとする報道が、一部の報道機関によりされています。毎日 新聞(10 月 4 日)には、次のように報道されています(毎日 jp より引用)。「長 野県松本市の NPO 法人「日本チェルノブイリ連帯基金」(鎌田実理事長)と信 州大医学部付属病院が、東京電力福島第1原発事故後に県内へ避難した福島県 の子どもを検診し、130 人中 10 人で、甲状腺ホルモンが基準値を下回るなど甲 状腺機能に変化があったことが 4 日分かった。健康状態に問題はなく原発事故 との関連は不明とい