政府は、イランによるホルムズ海峡封鎖に備え、周辺海域で自衛隊による他国艦艇への給油・給水を可能とする特別措置法の検討に入った。長島昭久首相補佐官が5日、都内のシンポジウムで明らかにした。 政府は現行法に基づく自衛隊派遣に関する対処計画も策定。(1)護衛艦によるタンカー警護(2)掃海艇による機雷除去(3)政府専用機やC130輸送機による邦人救出(4)P3C哨戒機による情報収集(5)海賊対策でアフリカ・ソマリア沖に展開中の護衛艦とP3Cの増強による他国軍の穴埋め-の5つが盛り込まれた。 長島氏は、ホルムズ海峡が封鎖された場合の対応について「テロ対策特別措置法のように特措法を作れば与野党で合意できる。それでしっかり出していく」と特措法案提出の準備をしていることを明言。その上で「時間の問題もある。今の自衛隊法で認められているミッション(任務)もある」と述べた。 今国会に特措法案を提出しても成立に時
FX 今週にも採用機種決定へ 12月12日 6時7分 航空自衛隊の次期戦闘機=FXの機種選定を巡って、政府は、候補となっている3機種の性能などを総合的に評価したうえで、今週にも、安全保障会議などを開いて、採用する機種を決定することにしています。 航空自衛隊の次期戦闘機=FXは、▽アメリカ製の「FA18」、▽アメリカなど9か国が共同で開発を進めている「F35」、▽ヨーロッパの4か国が共同開発した「ユーロファイター」の3機種が候補となっています。これについて、一川防衛大臣は、記者会見で、「たいへん重要な機種選定であり、批判が出ないよう、厳正な手続きを行い、まもなく決めなければならない」と述べました。防衛省は、作業チームを設けて、性能や価格に加え、機体の製造や整備に日本企業がどこまで関わることができるか、といった評価基準に基づいて、機種ごとに採点する作業を進めており、近く、岩崎航空幕僚長が、一川
地上放水へ 機動隊に出動指示 3月16日 19時43分 火災が起きた福島第一原子力発電所の4号機を冷却するため、警察庁は、政府の対策本部の要請を受けて、警察の強力な放水車を使って地上から放水する方針を固め、警視庁の機動隊に出動を指示しました。 福島第一原子力発電所の4号機は、15日から16日にかけて相次いで火災が発生し、核燃料を入れていた保管用のプールの温度が上がっていることが分かっています。この状態が続けば、燃料が溶けたり水素が発生したりするおそれがあるため、東京電力は上空からヘリコプターで建物の屋根の損傷した部分から中に水を入れることを検討していましたが、損傷した部分とプールとの距離が数十メートル離れていることや、1度に運べる水の量が少ないことから、ヘリコプターを使うことは断念したということです。このため警察庁は、政府の対策本部からの要請を受けて、強力な水圧で放水できる特殊な車両を使っ
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