ソマリア沖で海賊対策にあたる自衛隊の新たな拠点が、アフリカ東部・ジブチに誕生した。海外で初めての本格的な“基地”となる現地では、ある変化も起きている。その様子を富田徹記者が取材した。 午前5時、ジブチにある自衛隊の拠点では、3時間後の飛行に向けた準備が着々と進められている。海上自衛隊の「P3C哨戒機」がこれから飛び立つのは、日本と天候もまるで違うアフリカの空…入念なチェックが続く。任務は、ソマリア沖の海賊を上空から監視すること。約8時間の飛行を週3回のペースで行う。日本政府は、この活動を10年以上の長期に渡り続ける構えだ。 ジブチには、この任務を支える約180人の要員が常駐する拠点が作られた。さらに、ジブチの港には海上自衛隊の護衛艦が派遣されている。ソマリア沖を航行する船を海賊から守るためだ。合わせて500人以上の自衛官が滞在する国となったジブチだが、町では、ちょっとした変化が起きていた。
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