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societyに関するkasedacのブックマーク (8)

  • 〈ほんもの〉の自己をめぐって――内破する資本主義 « SOUL for SALE

    2018年には、主たるゼミの研究テーマのほかに、以前から継続して取り組んできたテーマについても研究を進め、数の論文として投稿した。その中で既に刊行されたのが、「ウェブ時代のセルフ・デザイン論」(二松學舍大学『人文論叢』第101輯、P1-22)だ。依頼論文ではあるものの、この数年取り組んできた自己啓発を含む「自己の消費」について、アカデミックな研究蓄積を背景にして論じることができたという点で、とても意義のある仕事だったと思う。 この論文では、近年の自己論と自己啓発の関係について整理しつつ、パーソナルデータが蓄積されていく近年のICT環境が、そこにどういう影響を与えるかについて論じている。遡るなら、『カーニヴァル化する社会』というに書いた「自己のデータベースへの再帰的問い合わせ」という現象と近似の出来事だが、それが〈ほんもの〉の自己だと受け取られるようになった背景について論じたという形にな

    〈ほんもの〉の自己をめぐって――内破する資本主義 « SOUL for SALE
    kasedac
    kasedac 2019/01/08
    "静的な概念としての〈ほんもの〉の自己…「他者の期待から切り離された自己」…動的な概念としての〈ほんもの〉の自己…「いままでの私は自分を偽っていた、これからの私が〈ほんもの〉の私なのだ」"
  • 〈ほんもの〉性を提供する 〜オーセンティシティと現代社会

    要約 消費に対する付加価値化のトレンドの底流にあるのは〈ほんもの〉性の提供 〈ほんもの〉性は商品そのものに宿るだけでなく、消費者との関係からも生じる 情報ネットワークの発達は、〈ほんもの〉性が生まれる様相を複雑化させる 1.表層的トレンドに踊らされていないか? 12月末というのは、大学教員にとって、少なくとも僕にとっては最大の繁忙期だ。大学の授業も大詰めになるし、20人以上の卒論指導を抱えて、オンライン、オフラインの時間ともに教育業務に集中することになる。ただそれだけに、その年にやってきたことを振り返るのはいい時期でもあって、毎年この時期には、集中的に取り組むテーマを変えているゼミでの研究を中心に、ブログ記事にまとめることにしている。 2018年に取り組んだテーマは「コト消費に価値が生まれるメカニズム」だ。こういうテーマを立てたのには理由がある。昨年の記事で振り返ったように、昨今の「脱モノ

    〈ほんもの〉性を提供する 〜オーセンティシティと現代社会
    kasedac
    kasedac 2019/01/08
    "コト消費に価値が生まれるメカニズムを探る…〈ほんもの〉であるということが、商品やサービスに内在する要素だけでなく、消費者の認知構造の影響を受けており、…その認知に、情報ネットワークが影響を与えている"
  • 群衆の英知もしくは狂気

    アイザック・ニュートン卿は、自分が賢い 人間だと信じていた。微分積分学や重力理論 を発明(inventing)したのだから、金融投資(investing) ができるくらい賢いはずだよね?まぁとにかく、短く まとめると、1720年 に起こった南海泡沫事件という全世界 的な投機ブームで、彼は(現在の価値で)$4,600,000を失ったんだ。 後にニュートンはこう言った。 “私は天体の動きを計算することはできるが、 人々の狂気については計算できない” 彼のために勉強しよう これまで市場、制度、民主制全体は 何度もおかしくなってきた。— 群衆の狂気だ でも君が人間に失望していたときですら、 ハリケーンが起きれば、みんなで協力してきたし、 コミュニティは問題を解決してきた。人々はよりよい 世界のために戦ってきた。— 群衆の英知だ! しかしなぜ 群衆は狂気に向かったり 賢くなったり するのだろうか。

    群衆の英知もしくは狂気
  • 「テックというユートピア思想」がもたらした「トランプというディストピア」

  • 我々は信頼に足るアルゴリズムを見極められるのか?

    我々は信頼に足るアルゴリズムを見極められるのか? Can we value the algorithm enough to trust? 2016.10.06 Updated by yomoyomo on October 6, 2016, 17:44 pm JST 前回、プラットフォーム企業がウェブを中央集権的でクローズドなものにしている話を書きましたが、そうしたプラットフォーム企業が提供するサービスの根幹にある「アルゴリズム」が問題視される事案が最近いくつかありました。 それは例えば、Facebook が人間の編集者を解雇した途端にアルゴリズムがデマをピックアップしてしまった件であったり、ベトナム戦争の有名な報道写真「ナパーム弾の少女」を次々削除した後、批判受け撤回した件であったり、日でもべログの点数操作疑惑がありました。 まさに『アルゴリズムが世界を支配する』と言いたくなりますが、

    我々は信頼に足るアルゴリズムを見極められるのか?
  • 社会的価値としてのプライバシー(後編) - WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

  • 『<インターネット>の次にくるもの』不可避な未来をどう受け入れるべきか 解説 by 服部桂 - HONZ

    ニューヨーク・タイムズはAP通信社に続いて、6月1日からインターネットの表記について、「Internet」を「internet」に変えると宣言した。ただ単に、最初の文字を大文字から小文字に変えるという話だが、つまりこれはインターネットが人名や会社名などを指す固有名詞ではなく、一般名詞になったということを公式に認めたことになる。APの編集者トーマス・ケント氏も「われわれの見解では、いまではそれは電気や電話のようにまったく一般的なものだから」とその理由を述べている。日語では文字の大きさで名詞の種類を区別はしないが、インターネットがあまりに当たり前の存在になってきたので、いまでは「ネット」と縮めた表記が頻繁に使われて、それで話が通じるようになってきた。 インターネットが一般紙に最初に大きく取り上げられたのは、1988年の11月2日に「インターネット・ワーム」事件が起きたときだった。コーネル大学

    『<インターネット>の次にくるもの』不可避な未来をどう受け入れるべきか 解説 by 服部桂 - HONZ
  • 「スマホやSNSが生み出した権力」と、その行方 - シロクマの屑籠

    こういう問題は誰かがまとめていそうだけど、それらしい文献を知らないので書く。 町山智浩 共和党大会とオルタナ右翼とゴーストバスターズ出演者ヘイトを語る 上記リンク先は、町山智浩さんによるアメリカのレポートだ。 これが、アメリカだけの出来事ならまだいいが、対岸の火事にはみえない。日もヨーロッパ諸国も、それぞれの“お国事情”に沿って不安定な政情になっている。たぶん、こうした運動に賛成している人も反対している人も、「何かがひっくり返るかもしれない」という気持ちは持っていると思う、それが期待か不安かはさておいて。 どうして世の中はこうなってしまったのか。その背景には、グローバリゼーションの浸透とか、パックスアメリカーナの後退とか、いろいろな要因があるんだろうけれど、インターネットやSNSもまた、今日の風景をつくりあげた重要なもののひとつだと思う。 インターネット、SNS、権力 まず、権力とは何か

    「スマホやSNSが生み出した権力」と、その行方 - シロクマの屑籠
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