今年の夏は休みもなく仕事でヨレヨレに近い状態なので、今回は軽めにさせてもらいますが、まずニコラス・カー(Nicholas Carr)の The platform is the conversation という文章を紹介したいと思います。 この文章は、「インターネットができる前、人々の座り方や話し合い方に本当に影響があった最後のテクノロジーはテーブルだ」というクレイ・シャーキーが2003年に行った講演からの引用で始まります。もちろんこれはジョークなのですが、テーブルをソーシャルネットワーキングのテクノロジーと考えた場合に重要なのは、テーブルには何の思惑も意図もないことだ、とニコラス・カーは真面目なんだかふざけてるんだか分からない感じで話を続けます。 確かにテーブルが何か口を挟むことはないですし、何の意図も持たないでしょう(よほど形状に特徴がなければ)。テーブルは飽くまで中立の存在であり、話し
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