山本幸三・地方創生担当相(衆院福岡10区)関連の政治団体が2015年、他の国会議員の政治資金パーティーに参加した際、領収書計39枚(79万円分)を白紙で受け取り、山本氏の事務所側で宛名や金額を記入していたことが同年分の政治資金収支報告書で分かった。山本氏側は「主催者の受け付け業務の負担軽減のため白紙で受け取り、実際に払った参加費の額を記載した」と事実関係を認め、今後は改めるとしている。 福岡県選挙管理委員会が公表した収支報告書によると、山本氏が代表を務める資金管理団体「山幸会」(北九州市小倉北区)は、自民党の衆参国会議員のパーティーや国政報告会の参加費を毎月支出していた。添付されたそれらの領収書計49枚のうち、39枚(1枚当たり2万~3万円)は宛名と金額がいずれも同じ筆跡で書かれていた。他の9枚も金額は主催側が記入していたが、宛名は筆跡が同じだった。
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